『実母がいない子育ては、辛いし孤独…』
その気持ちとても分かります。
というのも、私は20歳の頃に母親を亡くし、義実家にも積極的に頼ることができない状態です。
夫の帰りも遅いので、毎日1人で1歳と3歳の子供2人を育てる、いわゆるワンオペ育児をしています。
母親と一緒に子供服を選んでいる親子
親子三代で楽しく公園で遊んでいる家族
こういった普通の光景が、とてつもなくうらやましく、孤独に感じてしまうことはありませんか?
私はあります。うらやましく思ったことを書きだしらキリがないくらいある!
ですが、どれだけ母親を求めても、自分のところに戻ってきれくれることはありません。
母親を求め続けることで、よりいっそう孤独感が強くなり自分を苦しめることになります。
この記事を読むことで、自分の感情を整理し、今ある自分の家族を大切にして、楽しく生きていくという前向きな気持ちになれたら幸いです。
実母がいないコンプレックスから一緒に抜け出しましょう!
実母がいない子育てが辛い理由
実母がいない子育ては一体何が辛いのか?
自分の感情を整理するためにも、何がどう辛いのか考えてみて下さい。
- 妊娠・出産・産後に実母を頼れない不安
- 子育ての悩みを相談できない
- 子供を見てもらうことができない
- 実母がいる家庭をうらやましく思う
実際に、私が辛いなと思ったことを順番に紹介していきますね。
妊娠から出産、産後に実母を頼れない不安
はじめての妊娠、はじめての出産は本当に不安でいっぱい。
こういうときこそ、実母に相談したり側にいてもらいたいと強く思います。
こんなふうに聞きたいこと、相談したいことは山ほどある。なのに聞けないのが辛い。
出産準備やベビー用品の相談ができないのも、心細かったです。
妊娠出産だけでなく、産後も実母がいないと大変な面は多くあります。
私は子供2人とも里帰り出産することなく、産後すぐから1人で家事や子育てをこなしました。
この頃が一番孤独感が辛かったような気がします。
子育ての悩みを相談できない
子育てって毎日本当に大変で、悩みはつきません。
時に友人には相談できないような繊細な問題もありますよね。
そんなとき、子育て経験者の実母に相談し、アドバイスをもらえたら…
なんてことも考えてしまいます。
子供を見てもらうことができない
よく聞くこのセリフ。心底、いいな~~~~!!と思っていました。
もちろん関係性にもよると思いますが、一番安心して預けられるのは、夫か実母なのかなと。
そして、子供が小さいうちに夫婦だけの時間を持つとなると、上記のように実母に預けるパターンが多いと思います。
義実家や自分の父親、姉妹に子供を見てもらえれば良いのですが、それも叶わない場合があります。
実母がいる家庭をうらやましく思う
実母がいないことで、子育てを助けてもらえなかったりといった物理的なしんどさはあります。
ですがそれよりも、
という周りをうらやむ妬みの気持ちと、それによって生まれる孤独感が、一番自分自身を苦しめていたなと感じます。
おばあちゃんと孫が仲良くしている姿を見るたびに、胸がズキズキしたこともあります。
人間はみんな孤独なのかもしれない
実母がいない私は不幸だ…
と、病みに病んだ時期もありました。でもよく考えてみると、実母がいてもいなくても誰にも頼れず1人で子育てしてる人っているんですよね。
- 実家も義実家も遠方に住んでいる
- 夫が協力的ではない
- シングルマザー
- 実母がいても関係が良好ではない
こういった色んな事情が重なって、1人で子育てしてる人ってきっとたくさんいますよね。
目の前にある、自分の持っていないものに着目すると自分なんて不幸だ…と感じてしまいがちです。
でも視野を広げてみてみると、大変なのは自分だけではないことが分かります。
隣の芝生は青いというように、自分がもってないものは輝いて見えるんですよね。
人それぞれ色んな事情を抱えて生きていて、誰でも孤独な部分はあるのかもしれません。
実母がいない子育ての辛さや孤独感から解放される方法
子育てが辛い…孤独だ…とそればかり考えながら子育てしていると、どんどん自分を苦しめることになります。
そして、自分の子供にも悪い影響を与えかねません。
私もそうでしたが、前向きになるには『実母がいないコンプレックス』から解放される必要があります。
実母がいないコンプレックスから解放される方法
- 周りと比べることをやめる
- 自分を認めてあげよう
- 思い切って誰かに頼ってみる
詳しく説明していきますね。
周りと比べることをやめる
実母がいないコンプレックスから解放されるには、まず周りと比べることをやめましょう。
〇〇は、毎日実家に帰って子育てできていいな
〇〇は、お母さんがご飯を作ってくれるんだな
〇〇は、すぐに子どもを預けれてうらやましい
これは全て私が実際にねたんでいたことです(;^ω^)
これぞ隣の芝生は青いです。相手をどれだけうらやましく思っても、自分が満たされることは永遠にないんです。
むしろ、ねたみなどのマイナス感情しか生まれません。百害あって一利なしです。
それならば、自分の子供と今日一日どうやって楽しく過ごすかなど、自分の子供のことをもっともっと考えてあげる方が100倍価値があると気づきました。
自分を認めてあげよう
誰もが苦労する子育てを、実母に頼らず毎日頑張っている自分ってめっちゃめちゃすごくないですか?
実母に頼れない子育ては、確かに孤独でしんどいことが多いかもしれない。
でも、自分が苦労してきた経験は必ず価値あるものになり、これから子育てしていく上での糧になります。
なので、毎日頑張ってる自分は偉い!と、自分を認めてあげて下さい。
それだけでもスッと心が軽くなりますよ。
私も病みそうになったらよく、
と、無理にでも自分を褒め称えるように努めています。(ちょっとこわいけど)
思いきって誰かに頼る
実母がいない子育てで陥りがちなのが、なんでも自分でやろうとしすぎるところ。
がんばりすぎてママが倒れたら本末転倒です。
ときには誰かに頼ることで、孤独感から解放されることもあります。
自分以外が子供を愛してくれる姿を見て、はじめて冷静に自分の子育てを客観視できたと感じたことがありました。
そして、自分の子供が愛されてる姿を見ると、自分が愛されてるかのように心が満たされていきました。
実母がいない子育ては大変!でも毎日楽しい!
実母がいない子育ては辛いし孤独感を感じることもあります。
だけど、毎日子供のことを考えて、悩んで、そんなあなたは間違いなく立派なお母さんです!
そして、実母はいないけど、一番にあなたを支えてくれる夫や子供が側にいてくれます。
それって最高に幸せですよね!
実母がいない悲しみに暮れるより、今あなたの側にいる家族を大切に、前向きに生きていきましょう。
私の周りには実母がいない子育てをしている人っていないんです。
誰かとこの気持ちを共感できたらもっと気持ちが楽になるのにと、何度も思ったことがあります。
なので、この記事を読んでくれた人が、少しでも共感できて、スッと心が軽くなってくれたら嬉しいです。