新生児とうさぎが同じ部屋で暮らすにあたって、一番心配なのがアレルギーの問題!
産まれたばかりの新生児だと、特に気になる問題かと思います。(実際に私も悩みました…)
本記事では、こんなお悩みに、うさ飼い5年目&2児の母である私がアドバイスします♪
長男を妊娠する前から、息子のように可愛がっていた我が家のうさぎ@だんご君。
食いしん坊でちょっぴり臆病。ビビり系男子のだんごです!

妊娠するまでは当たり前のように一緒にゴロゴロしたり、可愛いお尻にモフモフしたり、完全にペット中心の生活でした。
ですが、我が家に赤ちゃんがやって来るとなったとき、今後の生活について様々な疑問がわきました。
- 新生児とうさぎが同じ部屋でどう暮らしていけばいいのか?(都合上、部屋を分けることができなかったため)
- アレルギーは大丈夫なのか?
- うさぎのストレスは?

アレルギーで赤ちゃんが死んじゃったり(考えすぎ)、影響はないのか心配!
お互いに無理がない生活環境にしてあげたい!
当時、妊娠中で神経質になっていたこともあって、毎日このことばかり考えて悩んでいました。
出産後、新生児の息子とだんごの共同生活が始まりましたが、互いに何の影響も出ませんでした。
ただ、赤ちゃんとうさぎが同居するに当たって、気を付けなければならないことはたくさんあります。
今回は、赤ちゃんとうさぎの同居について、我が家のリアルな事情をお伝えしていきたいと思います。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
新生児とうさぎが同じ部屋で暮らすことで、アレルギーの影響はでる?
新生児とうさぎが同じ部屋で暮らすにあたって、一番気になる問題がアレルギー問題です。
抵抗力の弱い赤ちゃん特に新生児には、ペットの毛やフケ・糞尿・よだれなどがアレルギーの原因になってしまうことがあります。
基本的にはアレルギー症状が出ない限り、赤ちゃんとうさぎの同居は可能と言われていますが、別々の部屋で生活するというのが最も望ましい環境だと言えます。
ですが、家庭の事情でどうしても部屋を分けることができない場合もありますよね。
実際に、我が家もそうでした。

そこで、心配になりすぎた私は、産婦人科の先生に相談してみました。

まずは、こまめに掃除することを心がけておけば、大丈夫。
もし何かアレルギーのような症状が出たら、どうするか考えてみたらどうかな?

あの頃の私は、このペット問題にかなり神経質になっていったので、先生のアドバイスのおかげで本当に心が軽くなったのを覚えています。
新生児とうさぎが同じ部屋で暮らすための注意点
新生児とうさぎ、同じ部屋で互いが快適に暮らすために注意してあげたいポイントがあるので、一つずつ紹介していきますね。
うさぎの毛の問題

こんなの序の口!多いときはこの毛玉×4くらい抜ける。
私たちが夏服、冬服と衣替えするように、うさぎにも換毛期という毛の衣替えがあります。それが大体年に2回くらい。
抜ける時期も、抜ける量もその時々によって異なるのですが、一度換毛期が始まると、部屋中が毛まみれなる程すさまじい量の毛が抜けることが多い。

軽すぎてずっと宙に舞っている。鼻かゆ!!
こうなると大人でも本当に鼻がムズムズしてきます。
しかも、季節の変わり目に長男を出産したので、タイミングが悪いことに息子の新生児期と換毛期が見事にバッティング!

換毛期が始まると、1日2回は掃除機をかけていました。それでも追いつかないくらい、毛が舞っていましたよ。
自分でグルーミングするのもありですが、そうすると本当に部屋中毛まみれになってしまうので、ペットショップやうさぎ専門店で徹底的にグルーミングしてもらのがおすすめです。

うさぎはストレスに弱い
うさぎは環境の変化にとても敏感で、ストレスを感じやすい生き物です。
そして、そのストレスがすぐに体調に現れてしまうので、注意が必要です。
ストレスの感じ方はそれぞれの個体の性格や年齢によっても異なりますが、我が家のだんごはとーーーっても臆病な性格。
赤ちゃんの大きな泣き声や、夜中に電気をつけてミルクを作ったり授乳したり騒がしくする環境がかなりのストレスになっていたようです。
慣れるまでは、エサを食べる量が激減してしまいました。
新生児期はうるさくて全然ゆっくり眠れなかったわ。


でも、2か月くらいで慣れてくれたよね!
赤ちゃんのお世話に目がいきがちですが、うさぎの変化にも少し気をつけてあげましょう。
うさぎの牧草は粉が舞う
うさぎって、ペレットというフード以外にも、牧草を食べるんですよ。
牧草は栄養以外の目的もあって、換毛期にはうっ帯予防にもなるので、うさぎにとって無くてはならない食べ物なんです。
ですが、牧草の粉って結構すごくて、こまめにお掃除しないとダニの原因にもなるんです。
牧草の粉が赤ちゃんの気管に入ることも避けたいので、同じ部屋で同居する場合は、本当にこまめな掃除が必要になります。

安すぎる牧草は粉がすごいことが多いので、私は買わないです。
というか、だんごは高い牧草しか食べないんですけどね・・・

今まで色々な牧草を試してきましたが、この牧草が本当に食いつきがよくてお気に入りらしいです。
しかも粉が本当に少ないので扱いやすい。掃除も楽になります。ちょっと高いですが、これしか食べないのでまとめ買いしています。
うさぎの糞に気をつけよう
赤ちゃんが成長し、自分で身動き取れるようになってくると出てくる問題が、うさぎの糞問題です。
チョコボールのように丸くてコロッとしているうさぎのうんち、子どもはどうしても手に取ってしまいます。
そして・・・口にパクッ!(恐ろしい)
うさぎの糞はばい菌がたくさん。同じ空間で生活する場合は特に、子どもが食べてしまわないように注意が必要です!

噛まれることがあるので注意が必要
ズリバイやハイハイができるようになると、吸い寄せられるようにうさぎのところへ向かっていきます。
子どもに悪気はなく、本当にただ一心、興味だけで行動しているのですが、うさぎにとってはただの嫌がらせにしか感じません。

噛む噛まないは、その時のストレス状況によっても違いますし、個体の性格によっても変わります。
しかし、事故はいつ起きるか分かりません。

ペットと子どもが接している間は、親がしっかりとそばで見守り、事故が起きないように注意しましょう。
新生児とうさぎが同じ部屋で暮らすためのアレルギー対策
赤ちゃんとうさぎが互いに安全で快適に暮らすためには工夫も必要です。
私がやってよかったと思った、おすすめのグッズを紹介します。
ベビーベッド

ベビーベッドって本当に必要?というベビーベッド論争よくありますが、ペットがいるなら(同じ空間で同居する場合)ベビーベッドは必要不可欠だと私は思います。
低い位置の床には、ペットの毛やダニ、ほこりなどがたまりやすくなります。
ベビーベッドを使用すると、そういったアレルゲンから赤ちゃんを遠ざけることができますし、ペットと適切な距離を保つことができます。
関連二人目こそベビーベッドは必要?【私が購入したおすすめを紹介】
ベビー蚊帳
ペットの毛やほこりから赤ちゃんを守るために購入。
自分で身動きが取れるようになってくるとあまり使用しなくなりましたが、抵抗力が弱い時期だけでもアレルゲンから赤ちゃんを守ることができたので良かったです。
ベビーベッドだけでなく、床で寝かせる際も使用していました。
ただ、添い乳で寝かしつけする場合、赤ちゃんを出し入れしなければならないので少し面倒です。

注意
かぶせるだけのもの、底面付きタイプのもの、蚊帳にもいくつか種類があります。
サイズも様々なので、使用しているベビーベッドに合うものを探してみて下さいね。
空気清浄機
我が家で使用しているのはこれ。ダイキン加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70V-T。
ほこりや花粉はもちろん、ペットの毛にも対応してくれる優れもの。
最近は価格が思ったより高くなく、性能が良い空気清浄機が増えているので有難いです。
ペットを飼っているなら空気清浄機は必要不可欠です。

ベビーサークル

サークルの上からひょこっと顔を出しだんごを凝視する息子(一日中)

我が家の場合、うさぎのケージをベビーサークルで囲ったり、子どもを囲って中で遊ばせたり、色々な使い方ができて本当に助かりました。
便利すぎて、このベビーゲートを2セット購入。
追加で、ベビーゲートを拡張するオプション品まで購入しました。

新生児とうさぎが同じ部屋で暮らすメリット
新生児とうさぎが同じ部屋で暮らすメリットをお伝えします。
動物と一緒に生活することで、愛する心や優しさなどの心の成長に繋がるメリットがあると言われています。
実際に、うさぎと息子が同居して感じたメリットをご紹介したいと思います。
- うさぎが見たいがために成長がめちゃくちゃ速かった
- 生き物が大好きな子どもに育った
- 自分より小さい子どもや動物に優しい
だんごと同じ部屋で暮らした影響かどうかは分からないですが、息子の成長は本当に速かったんです。
3か月でズリバイ、4か月でハイハイ、5か月でお座りやつかまり立ち・つたい歩きまでマスターしました。
それも全てはだんごに近づきたいがため!
吸い寄せられるように1日中だんごのそばにぴったり張り付いていました。
現在の我が家の子どもとうさぎの関係
息子が1歳の頃に3LDKのマンションに引っ越しました。
引っ越してからは、一室をだんご部屋にしているので、息子とだんごは泣く泣く同居解消という形になりました。
ですが、今でもおやつやエサをあげにいったり、様子を見に行ったりしています。


息子は2歳頃から喘息気味なので、現在は長時間の接触は避けています。
ちなみに娘もだんごには興味津々で、あれ?いない!と思ったら、必死にだんご部屋まで這っていってたりしています。
新生児とうさぎ、みんな大切な家族
赤ちゃんもうさぎも大事な家族の一員です。
赤ちゃんとうさぎが同居することは、思ってた以上に大変だけれど(主に掃除!)、楽しいこともたくさんあります。
子どもの心が豊かに育つという最大のメリットもあります。
家族みんなで仲良く暮らせるように、動物にも赤ちゃんにも無理がない環境作りをしましょう。
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