家で炭火焼肉がたべたい。
脂が流れるホットプレートを買って、家焼肉をしてみたものの、炭火焼肉の美味しさには到底届かず、家で何とか炭火焼肉を楽しむ方法を探しました。
そこで見つけたのがロータスグリルです。
販売元によると、「煙が劇的に少ない!着火しやすく楽にバーベキューができる!火力は抜群!」という画期的な商品でした。
しかし、無煙といっても結局煙がモクモク出るんじゃないか、少し疑いながら、購入を決意しました。
それでは実際にマンションでベランダバーベキューができるのかどうか、半年使ってみた感想をまとめていきます。

この記事は、キャンプにハマっている私が書いています!

ロータスグリルでベランダバーベキューはできる!

結論から言えば、ロータスグリルを使えばベランダバーベキューはできます。
我が家での稼働率も高く、月に2回ほどは、ロータスグリルでバーベキューを楽しんでいます。
しかし、初めの内は失敗も多く「もしかしたらコレダメなんじゃないか…」と思うこともありました。
その失敗も含めて、ロータスグリルの至らないところを紹介します。
使って分かったロータスグリルのここは失敗【正直な口コミレビュー】
ロータスグリルは、自宅でも炭火バーベキューを楽しめる非常に便利なツールです。
しかし、実際に使ってみると、万能ではない、ということもわかりました。
それらロータスグリルの欠点をまとめました。
火力が弱い
ロータスグリルを使う前のイメージは、キャンプ場で楽しむバーベキューグリルグリルよりやや弱い程度の火力で、同じリズム感で、バーベキューを楽しめると思っていました。
しかし、実際のところは、バーベキューグリルの火力の半分程度でしょうか。
バーベキューだとちょっとよそ見をしているとお肉が焼けすぎてしまいますが、ロータスグリルは、しばらくぼ~っとしていても問題ないくらいです。
ただし、中央のプレート上は火力が高いので、すぐに焼けます。
しかしここにお肉など脂の多いものを置いてしまうと、煙が発生してしまうので、プレート部では野菜類しか焼けません。
なので、私も家で楽しむときは、早めに準備してから子どもたちのお肉と野菜だけ早めに焼き、子どもたちが食べ終えた後に、ゆっくりと楽しんでいます。
炭の種類を変えることで、若干火力が上がりますが、圧倒的な火力アップとはならないので、ゆっくり楽しむという点は変わりません。
煙が出ても良い場所であれば、付属の網を使わずに市販の網を使えば、通常のバーベキューグリル同様に使えます。
無煙ではない

ロータスグリルは、ハーフェレの商品紹介ページにも”無煙炭火BBQグリル”と紹介されていますが、実際のところは無煙ではありません。
正しく使ってもやや煙が出ます。
3つの煙が出るタイミング
- 炭に着火するとき
- 網部分に脂・肉片がこびりついて焦げたとき
- 中央プレート部に脂が出るもの(お肉類)を置いたとき
特に③は注意が必要です。
そもそもバーベキューグリルから煙が上がる理由は、炭に脂が落ち、脂が焼けるからです。
ロータスグリルは、木炭をチャコールコンテナに入れ、フタをし、かつプレートで覆うことで、脂が焼けるのを避けることで、煙をでなくしています。

網の真ん中にあるプレート部にお肉など焦げやすいものを置いてしまうと、見る見るうちに煙があがってきます。
初めてロータスグリルを使ったときはこの失敗により、ベランダでかなり煙を出してしまいました。
無煙を売りにしているロータスグリルですが、少しは煙が出ると思っておいてください。
ちなみに、室内ではさすがに使えませんでした。参考までに知っておきましょう。
ロータスグリルのここがよかった
続いて、ロータスグリルの良かった点をご紹介します。
着火が楽

ロータスグリルの何が一番良いかというと、着火が楽という点です。
チャコールコンテナに炭を入れ、着火プレートに着火剤を塗りつけ着火、チャコールコンテナを設置するだけです。


後はスイッチをオンにして放置するだけです。
しばらくすると、内臓ファンが空気を送り、炭に火が回ります。
テクニックは一切不要!わずか5分程度で着火完了します。
着火が楽というのが、一番ポイント高いです。
今日焼肉やろう!と思ったときにすぐにできる気軽さが最大の良さだと思います。
洗うのが楽

ロータスグリルは、着火が楽という点が最大の良さでした。
そして、もう一つは片付けの楽さです。
ロータスグリルの部品は、インナーボウルと網、チャコールコンテナの4つです。
インナーボウルと網は水洗いできるので、そのまま洗い場で丸洗いできます。
チャコールコンテナは、灰を捨てて汚れを拭いておくだけでOK。
チャコールコンテナには、脂が落ちない仕組みなので、灰の汚れ以外は着きません。
網に関しても、余分な脂はインナーボウルに落ちるので、洗剤で洗うだけで十分な程度にしか汚れません。
通常のバーベキューグリルに比べて洗うのが格段に楽なのは本当にうれしいです。
持ち運びができる

ロータスグリルは、構造上チャコールコンテナとインナーボウルだけが熱くなり、外側は熱くなりません。
着火後でも、素手で持ち上げることができるので、場所に困りません。
机の上に直置きもできるって地味にポイント高いです。
バーベキューが身近な存在に

ロータスグリルを買ってからというもの、本当に家でバーベキューをする回数が増えました。
今まで炭火焼肉はお店で食べるもの、あるいはキャンプで食べるもの、という認識だったのが、週末に気軽に楽しめる存在になりました。
ロータスグリルのおすすめサイズ!4人家族ならレギュラーサイズがベスト
ロータスグリルを買う時、どのサイズにするか迷っていました。
そもそも欲張りな性分な自分…マクドナルドでも無駄にLLサイズを注文してしまう自分ですから、こんなもんレギュラーよりXLだろ!
大は小を兼ねる!と考えていました。
しかし、冷静に考えると、XLは大きい…

ロータスグリル直径 | S(G280) | R(G34P) | XL(G435P) | XXL(G600) |
---|---|---|---|---|
網直径 | 292mm | 350mm | 435mm | 600mm |
レギュラーサイズで直径35cmくらい、XLサイズだと約43cmでした。
家族4人で楽しむならレギュラーサイズで十分です。ただし子どもが小学生や中学生になり、食べるペースが速くなればXLサイズが欲しくなるかもしれません。


ロータスグリルのうまく使うちょっとしたコツ
ロータスグリルは、便利ではあるものの万能ではありません。
しかしちょっとしたコツを知っていれば、便利さがグッと増します。
ロータスグリルユーザーである私が便利になったと感じるコツを数点ご紹介します。
火力アップには炭を変えよう!
ロータスグリルには、専用の木炭があります。
細かく砕かれていて、チャコールコンテナにぴったり収まる点は良いのですが、火力が若干弱く、燃焼時間も決して長いとは言えませんでした。
ロータスグリルでバーベキューをするときは2時間くらい燃焼が必要なのですが、専用木炭は1時間ちょっとで燃え尽きてしまいます。
そこで、周囲の評判などを参考に、「大黒オガ備長炭」に買い替えてみました。
長さがバラバラなので、チャコールコンテナに合わせて切らないといけない点はやや不便ですが、火力・燃焼時間は格段によくなりました。
炭を買い替えるだけでこんなに快適になるのか、と驚きの効果を実感できます。
網をうまく代用して料理の幅を広げよう!
ロータスグリルは、基本的には付属の網を使います。
付属の網は、煙が出にくい仕組みはいいのですが、いかんせん「目が粗い」んです。
やけに目が粗いので、ちっさいお肉ならスポスポ落ちる。
なんだったら野菜まで落ちちゃいます。
以前ホルモンを焼いたところ3分の1くらいは落ちるという悲惨な結果に…。
そこで100均で直径20cmくらいの網を購入し、その網で焼いてみることに。
熱が通らないかな~と不安でしたが、見事に成功!
焼き網を追加することで焼ける食材が増え、バーベキューのバリエーションが増えました!
さらに煙が出ても良いシチュエーションであれば、専用の網でなく、普通の焼き網でもバーベキューができます。
網を代用することで、使い方の幅が増すので、試してみてください。
ロータスグリル 消耗品はストックしておくと便利
ロータスグリルの消耗品は、チャコールコンテナ、着火プレート、専用網です。
私はロータスグリルを使い始めて2年程経ちますが、実はまだどれも交換したことがありません。
公式ホームページでは交換時期を”破損した場合”、”筒の形状を保てなくなった場合”と明記されていますが、今のところそこまでの状態にはなっていません。
しかし、いざ使えなくなると、着火できませんから、常にストックしておくべきでしょう。
予備のチャコールコンテナ・着火プレート・専用網は、いずれもロータスグリル公式から購入できます。
Amazonや楽天でもたまに売っていますが、公式ホームぺージより高い場合がほとんどです。
お得に買うならぜひ公式ホームページを利用しましょう。
まとめ:ロータスグリルを買って家族の楽しみが一つ増えた

ロータスグリルを買ってから、バーベキューが身近になったとともに、もう一つ嬉しいことがあります。
それは、キャンプに行ったときにバーベキュー以外を楽しめるようになったということです(笑)
今までは、バーベキューはキャンプでしかできない…だからキャンプ=バーベキューだったのですが、最近では炭火焼肉は家で、キャンプではキャンプ飯!と使い分けて楽しんでいます。
決して万能ではありませんが、きちんと使えば家族での楽しみが一つ増やせます。

何より子どもたちがおいしいおいしいとバクバク食べてくれる!炭火の力って偉大です!
