家で炭火焼肉がたべたい。
脂が流れるホットプレートを買って、家焼肉をしてみたものの、炭火焼肉の美味しさには到底届かず、家で何とか炭火焼肉を楽しむ方法を探しました。
そこで見つけたのが「ハーフェレ 無煙炭火ロータスグリル」です。
販売元によると、「煙が劇的に少ない!着火しやすく楽にバーベキューができる!火力は抜群!」という画期的な商品。
しかし「無煙といっても結局煙がモクモク出るんじゃないか、、近所迷惑にならないか、、」
少し疑いながら、購入を決意しました。
結論から言うと、完全に煙が出ない訳じゃない・・・!
でも、上手く使えばベランダBBQを楽しめる。
我が家はロータスグリルを使って4年目。記事では失敗談含め、上手く活用するコツなども一緒に紹介していきます。
この記事は、キャンプやBBQが好きな「夫」が書いています。
無煙ロータスグリルは近所迷惑にならないか・・・我が家はマンションのベランダで使って苦情はなし!
ロータスグリルはマンションのベランダで使えるのか
マンションで近所迷惑にならないか・・・という点についてまずは書いておきたいと思います。
ロータスグリルは上手く使えば煙はほぼ出ないので気にならないんですが、それよりも気になるのが「ニオイ」
肉を焼いたニオイはやっぱり漂うので、隣の家が洗濯物を干している間はやはり気が引けるところはあります。とはいえ我が家の場合、使って4年で苦情が来たことは1度もありません。
なので我が家は、ベランダの手前も手前(網戸のところで)で、
- 隣の人が洗濯を取り込んだあと(主に夜ですね)
- 雨の日(ちょうど雨水がかからない場所があるので)
にロータスグリルでベランダBBQすることが多いです。
個人的にお気に入りなのが、雨の日。
雨の日は誰も洗濯物を干してないですし、お肉のニオイも雨に打ち消されるのでGOOD。
お出かけ出来ずに家族も退屈しているので、雨の日のエンターテインメントとしても喜ばれます
ロータスグリルは室内は危険!だけど、煙が出ないからベランダBBQには最高
まず最初に、私のこの記事に「ロータスグリル 室内」で調べて来てくれている人に言いたい。
死ぬぞ・・・!
無煙が売りの商品ですが、炭を燃やしているには違いないから、換気をミスれば、一酸化中毒になりかねません。
ツイッターを見てみると、キッチンの換気扇下で使っている方もいますが、
完全に無煙ではないし、部屋にニオイがこもるので、室内使いはおすすめしません。
公式サイトにも、「炭を使うので、あくまでも屋外にてご使用ください」と注意書きがあります
だけど、ベランダBBQには最高のグリルで、我が家はマンションのベランダで使って4年目。
月に2回程、家族でベランダBBQを楽しんでいます!
ちなみに、子供はロータスグリルで焼いた「焼きトウモロコシ」がお気に入り。
大人は肉が美味いとお酒が進む。週末の楽しみになっています!
妻も喜んでいるから、買ってよかった
【失敗談も】ロータスグリルを長年愛用している我が家の口コミレビュー
ロータスグリルは、自宅でも炭火バーベキューを楽しめる非常に便利なツールです。
しかし、実際に使ってみると、万能ではない、ということもわかりました。
ということで、実際に4年使った我が家の口コミを正直に書いていきたいと思います。
デメリット①火力が若干弱い
ロータスグリルを使う前のイメージは、キャンプ場で楽しむバーベキューグリルグリルよりやや弱い程度の火力で、同じリズム感で、バーベキューを楽しめると思っていました。
しかし、実際のところは、思っていたよりも火力が弱い。バーベキューグリルの火力の半分程度でしょうか。
バーベキューだとちょっとよそ見をしているとお肉が焼けすぎてしまいますが、ロータスグリルは、しばらくぼ~っとしていても問題ないくらいです。
ただし、中央のプレート上は火力が高いので、すぐに焼けます。
しかしここにお肉など脂の多いものを置いてしまうと、煙が発生してしまうので、プレート部では野菜類しか焼けません。
なので、私も家で楽しむときは、早めに準備してから子どもたちのお肉と野菜だけ早めに焼き、子どもたちが食べ終えた後に、ゆっくりと楽しんでいます。
炭の種類を変えることで、若干火力が上がりますが、圧倒的な火力アップとはならないので、ゆっくり楽しむという点は変わりません。
煙が出ても良い場所であれば、付属の網を使わずに市販の網を使えば、通常のバーベキューグリル同様に使えます。
デメリット②無煙ではない
ロータスグリルは、ハーフェレの商品紹介ページにも”無煙炭火BBQグリル”と紹介されていますが、実際のところは無煙ではありません。
正しく使ってもやや煙が出ます。
煙が出る3つのタイミング
- 炭に着火するとき
- 網部分に脂・肉片がこびりついて焦げたとき
- 中央プレート部に脂が出るもの(お肉類)を置いたとき
特に③は注意が必要です。
そもそもバーベキューグリルから煙が上がる理由は、「炭に脂が落ち、脂が焼けるから」です。
ロータスグリルは、木炭をチャコールコンテナに入れ、フタをし、かつプレートで覆うことで、脂が焼けるのを避けることで、煙をでなくしています。
網の真ん中にあるプレート部にお肉など焦げやすいものを置いてしまうと、見る見るうちに煙があがってきます。
我が家の失敗談もコレで、初めてロータスグリルを使ったとき、マンションのベランダでかなりの煙を出してしまいました。
(「やばい!これは近所迷惑だ!」と慌てて網を外したw)
とはいえ、中央のプレートを避け正しく使えば、煙はほぼほぼ気にならないです
メリット①着火が楽【使い方も紹介】
ロータスグリルの何が一番良いかというと、着火が楽という点です。使い方は、
チャコールコンテナに炭を入れ、着火プレートに着火剤を塗りつけ着火、チャコールコンテナを設置するだけです。
後はスイッチをオンにして放置するだけです。
しばらくすると、電池稼働の内蔵ファンが空気を送り、炭に火が回ります。
電池は、単三電池×4本(別途購入)
最新のロータスグリルは、USB充電がついているタイプも販売されています。
テクニックは一切不要!わずか5分程度で着火完了します。
一般的なBBQグリルに比べ、「着火が圧倒的に楽」というのが一番ポイント高いです。
今日焼肉やろう!と思ったときにすぐにできる気軽さが最大の良さだと思います。
メリット②洗うのも楽!後片付けに手間取らない
ロータスグリルは、着火が楽という点が最大の良さでした。
そして、もう一つは片付けと手入れの楽さです。
ロータスグリルの部品は、インナーボウルと網、チャコールコンテナの4つです。
インナーボウルと網は水洗いできるので、そのまま洗い場で丸洗いできます。
チャコールコンテナは、灰を捨てて汚れを拭いておくだけでOK。
チャコールコンテナには、脂が落ちない仕組みなので、灰の汚れ以外は着きません。
網に関しても、余分な脂はインナーボウルに落ちるので、洗剤で洗うだけで十分な程度にしか汚れません。
通常のバーベキューグリルに比べて洗うのが格段に楽なのは本当にうれしいです。
メリット③持ち運びも楽
ロータスグリルは、構造上チャコールコンテナとインナーボウルだけが熱くなり、外側は熱くなりません。
着火後でも、素手で持ち上げることができるので、場所に困りません。
テーブルに直置きできるのも、地味にポイント高いです
余談ですが、
着火が早い、後片けが楽、持ち運びしやすいという点から、我が家は度々キャンプにも持って行っています。
(キャンプ飯と合わせてちょっとしたバーベキューにぴったりで気にいっています)
メリット④美味しくないは嘘(お肉も野菜も美味しく焼けます)
ロータスグリルを買ってからというもの、本当に家でバーベキューをする回数が増えました。
検索には「美味しくない」というキーワードが出ますが、それは真っ赤な嘘ですね!
やっぱり炭火を使って焼くと、お肉も野菜も本当に美味しいです。
今まで炭火焼肉はお店で食べるもの、あるいはキャンプで食べるもの、という認識だったのが、週末に気軽に楽しめる存在になりました。
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ロータスグリルのサイズのおすすめ!XLは結構でかい?
ロータスグリルを買う時、どのサイズにするか迷っていました。
そもそも欲張りな性分な自分…マクドナルドでも無駄にLLサイズを注文してしまう自分ですから、
「こんなもんレギュラーよりXLだろ!」
大は小を兼ねる!と考えていました。
しかし、冷静に考えると、XLは結構でかい…
そう思って我が家は、「R(レギュラーサイズ)」を買いました。
ロータスグリル直径 | S(G280) | R(G34P) | XL(G435P) | XXL(G600) |
---|---|---|---|---|
網直径 | 292mm | 350mm | 435mm | 600mm |
高さ | 210mm | 234mm | 257mm | 284mm |
重さ | 2.8kg | 3.7kg | 6.5kg | 21.8kg |
レギュラーサイズで直径35cmくらい、XLサイズだと約43cmでした。
今のところ、夫婦2人と小さな子供2人で楽しむならレギュラーサイズで十分です。
ただし子どもが小学生や中学生になり、食べるペースが速くなればXLサイズが欲しくなるかもしれません。
レギュラーサイズで焼き肉をするとこんな感じ!
大人3人以上でバーベキューするのであれば、XLサイズがいいと思いました。
ロータスグリルでよりバーベキューを楽しむための、ちょっとしたコツ
ロータスグリルは、便利ではあるものの万能ではありません。
しかしちょっとしたコツを知っていれば、便利さがグッと増します。
ロータスグリルユーザーである私が便利になったと感じるコツを数点ご紹介します。
火力アップするために別の炭で代用も有り
ロータスグリルには、専用の木炭があります。
細かく砕かれていて、チャコールコンテナにぴったり収まる点は良いのですが、火力が若干弱く、燃焼時間も決して長いとは言えませんでした。
ロータスグリルでバーベキューをするときは2時間くらい燃焼が必要なのですが、専用木炭は1時間ちょっとで燃え尽きてしまいます。
そこで、周囲の評判などを参考に、「大黒オガ備長炭」に買い替えてみました。
長さがバラバラなので、チャコールコンテナに合わせて切らないといけない点はやや不便ですが、火力・燃焼時間は格段によくなりました。
炭を買い替えるだけでこんなに快適になるのか、と驚きの効果を実感できます。
網を代用することで、料理のバリエーションが増えた
ロータスグリルは、基本的には付属の網を使います。
付属の網は、煙が出にくい仕組みはいいのですが、いかんせん「目が粗い」んです。
やけに目が粗いので、ちっさいお肉ならスポスポ落ちる。
なんだったら野菜まで落ちちゃいます。
以前ホルモンを焼いたところ3分の1くらいは落ちるという悲惨な結果に…。
そこで100均で直径20cmくらいの網を購入し、その網で焼いてみることに。
熱が通らないかな~と不安でしたが、見事に成功!
焼き網を追加することで焼ける食材が増え、バーベキューのバリエーションが増えました!
(あ!焼き鳥もやってみたけど、美味しかったですよ!)
さらに煙が出ても良いシチュエーションであれば、専用の網でなく、普通の焼き網でもバーベキューができます。
網を代用することで、使い方の幅が増すので、試してみてください。
ロータスグリル 消耗品はストックしておくと便利
ロータスグリルの消耗品は、チャコールコンテナ、着火プレート、専用網です。
私はロータスグリルを使い始めて4年程経ちますが、実はまだどれも交換したことがありません。
公式ホームページでは交換時期を”破損した場合”、”筒の形状を保てなくなった場合”と明記されていますが、今のところそこまでの状態にはなっていません。
しかし、いざ使えなくなると、着火できませんから、ストックを購入しておくと安心です。
まとめ:ロータスグリルを買って家族の楽しみが一つ増えた
ロータスグリルはそこそこ値段がするので、無駄にしたら妻に怒られるぞと少し不安もありました(笑)
(あと、美味しくないとか、上手く焼けないとかだったらいやだなぁとも・・)
でも、思ったより使いやすくて、ベランダで美味しい炭火焼肉が食べれるとあって妻も子供も喜んでくれています。
上手く使えば煙もさほど出ず近所迷惑にもなっていませんよ。(ニオイだけは少し気を遣うけど・・・)
ロータスグリル決して万能ではなくもちろん欠点もありますが、きちんと使えば家族での楽しみが一つ増やせたので買ってよかったです。
何より子どもたちがおいしいおいしいとバクバク食べてくれる!炭火の力って偉大です!