この記事では、抱っこ紐の中でも人気が高いベビービョルンのベビーキャリアのメリット・デメリットを分かりやすく紹介していきたいと思います。
ベビービョルンはスウェーデンの会社ですが、日本で販売されている製品は日本人の体型に合うよう設計されています。
そのため、小柄な女性から男性まで負担なく使いやすいと評判が高いですよ。
ベビービョルンの抱っこ紐が他と大きく違うのは、前バックルで片手で装着できるというところ!
新生児から使えて、前向き抱っこやおんぶも可能です◎
ベビービョルンの抱っこ紐はいくつか種類があります。
それぞれの違いや口コミも合わせて紹介していくので、悩ましい抱っこ紐選びの参考になれば嬉しいです♪
買う前に知っておきたいベビービョルン抱っこ紐のデメリット
新生児から安全に使える抱っこ紐として人気が高いベビービョルンの抱っこ紐。
そもそも抱っこ紐は、使う人の体型によっても感じ方が異なるので、どの抱っこ紐にも悪い口コミがつきがちです。
ベビーべビョルンの場合も同じく、デメリットで挙げられる点がいくつかあるので、分かりやすく紹介していけたらなと思います。
ベビービョルン抱っこ紐のデメリット
- 横抱きや腰抱きはできない
- 専用の収納カバーはない
- メッシュタイプが寒い
ベビービョルンの抱っこ紐はすごく優秀で、そこまで大きなデメリットはないと感じます!
デメリット①横抱きや腰抱きはできない
抱っこ紐の中には、新生児期用に横抱きに変形できるものもありますが、ベビービョルンはできません。
というのも、ベビービョルンは首すわり前の新生児から対面抱きができるんです!
※新生児期の対面抱きが不安な方は、横抱きに変形できるものやスリングがおすすめです
また、エルゴのように腰抱きはできませんが、
肩こりや腰痛にもなりやすいため、腰抱きは結局しなかったという声も多いですよ(腰痛もちなので、個人的には腰抱きは無くてもOK派です!)
デメリット②専用の収納カバーはない
抱っこ紐の中には本体に収納ポケットがついていたり、専用の収納カバーが販売されているタイプもありますが、ベビービョルンに専用の収納カバーはありません。
けれど最近では、ベビービョルンにも対応の抱っこ紐収納カバーや収納ベルトは、楽天やAmazonでも購入できるので、そこまで気にしなくてもいいと思います。
ベビービョルンはコンパクトに収納できるのも評判です◎
デメリット③メッシュタイプが寒い
ベビービョルンは赤ちゃんとの密着性を追求した抱っこ紐です。そのため、メインとなる素材は、表裏100%のエアスルーメッシュ採用。
赤ちゃんの汗や熱がこもらない設計で夏場はすごく快適ですが、冬場は少し寒いデメリットがあります。
けれど、ベビービョルンの抱っこ紐はメッシュ以外の素材も選ぶことが可能。※種類により選べる素材は異なります
ベビーキャリアカバーの販売もあるので、そちらを合わせ買いすればメッシュでも通年使えますよ!
腰や肩の負担も軽減!ベビービョルン抱っこ紐の魅力やメリットを紹介
ベビービョルンの抱っこ紐は、人気商品だけあり、首がすわっていない新生児から対面抱っこができます♪
パッド入りのベルトで肩や腰も快適な設計です
ベビービョルン抱っこ紐のメリット
- 前バックルで片手装着できる
- 成長に合わせて足の開きを調整できる
- 前向き抱っこやおんぶも可能
- 座る高さを調整できるから埋もれない
①前バックルで片手装着できる
ベビービョルン抱っこ紐の最大の魅力は、前バックルで片手装着できるという点です!
(背中バックルだと、まず図のように赤ちゃんを台などに寝かせて・・・その後背中でカチッとまでが結構煩わしいんですよね)
ベビービョルンの抱っこ紐は、前側に4つのバックルがあります。
下側の片方のバックルは、留めたままでOKなので、実質使うバックルは3つ!
バックルが多い・・・という声も実はあるんですが、慣れるとすごく楽に装着でき背中バックルよりもスピーディーです。
また、バックルはベビービョルン独自の設計で「スーッとなぞってカチッ」と簡単につけられると評判が高いです(特許も取得しているそうですよ!)
▽バックルの装着方法、前向き抱っこ、おんぶの使い方は以下の動画から視聴できます。
②成長に合わせて足の開きを調整できる
海外製の抱っこ紐は足の開きが大きく、股関節に負担がかかるという話も聞きますよね。
ベビービョルンの場合は、レッグファスナーで成長に合わせ足の開き具合を調整できるので、股関節に負担がかかりにくいのも魅力なポイント!
ファスナーは好みの位置でロックできるので、挟まってしまう心配もなく安全です。
首すわり前はノーマル(ファスナーを開いた状態)、3~4か月健診で股関節の動きに問題がない場合はワイド(ファスナーを閉めた状態)での使用が推奨です。※前向き抱っこの場合はノーマルのみ
③前向き抱っこやおんぶも可能
ベビービョルンの抱っこ紐は、対面抱っこの他
- 前向き抱っこ(およそ5か月~)
- おんぶ(およそ12か月~)
もでき、赤ちゃんの成長に合わせた使い方ができるのですごく便利なんです。
さらにすごいと思ったのが、ベビービョルンは前向きに抱いた状態からおんぶできちゃうんです・・・!背中にくるっと回す感じ・・・!
(抱っこ紐のおんぶって後ろから赤ちゃんを引き上げるので結構怖いんですよね.....)
本当これはすごい画期的だなと感動しました(おんぶの仕方は、記事内で掲載した動画から確認できますよ)
④赤ちゃんが抱っこ紐に埋もれない
新生児期に対面抱っこできる他の抱っこ紐では、赤ちゃんが埋もれて大丈夫か不安・・・という声を聞きます。
ベビービョルンの場合は、赤ちゃんが座る位置をハイポジション・ローポジションと調節できるんです!(上下についたチャックを合わせて生地を短くすることで、座る位置を高くすることが可能)
ママから赤ちゃんがしっかる見える位置で抱っこできるので、埋もれて苦しくなっていないかの心配もありません^^
ベビービョルン抱っこ紐の種類|ハーモニーやワンカイの違いを分かりやすく解説
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商品名 | 人気NO.1の最上級モデル HARMONY(ハーモニー) | ONEKAI(ワンカイ) | MINI(ミニ) | MOVE(ムーヴ) |
対象 | 0カ月~約36ヶ月 (体重3.2~15kg) 新生児OK | 0カ月~約36ヶ月 (体重3.5〜15kg) 新生児OK | 0カ月〜約12ヶ月 (体重3.2〜11kg) 新生児OK | 0カ月~約15ヶ月 (体重3.2~12kg) 新生児OK |
ヘッドサポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
抱っこの種類 | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・対面抱っこ(ローポジション) ・前向き抱っこ ・おんぶ | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・対面抱っこ(ローポジション) ・前向き抱っこ ・おんぶ | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・前向き抱っこ | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・前向き抱っこ |
選べる素材 | ・メッシュ ・ウーブン | ・メッシュ ・コットン | ・メッシュ ・コットン ・3Dジャージー ・ウーブン | ・メッシュ |
総重量 | 約892g | 約1000g | 約500g | 約860g |
洗濯機 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
価格 | 31,900円 (税込) | 25,300円~27,500 (税込) ※素材により価格が異なります | 11,000円~13,200円 (税込) ※素材により価格が異なります | 22,000円 (税込) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ベビービョルン抱っこ紐は現在4種類展開です。
よく検索されているハーモニーとワンカイの違いですが、抱っこの種類や使い方変わりません。けれど、素材や設計で異なる点があるので紹介します。
ハーモニーとワンカイの違い
- 選べる素材と価格設定
- (ハーモニー)腰や肩のベルトにふわふわなクッションパッド使用で負担を軽減
- (ハーモニー)ヘッドサポートの裏地に柔らかい3Dジャージーを使用
- (ハーモニー)本体の総重量がワンカイよりも軽量※メッシュタイプのみ
- (ワンカイ)肩腰のクッションは控えめのスッキリスタイル
それぞれ4種類の特徴やおすすめポイントは以下で詳しく紹介していきますね!
ベビーキャリア HARMONY(ハーモニー)の特徴
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商品名 | HARMONY(ハーモニー) |
対象 | 0カ月~約36ヶ月 (体重3.2~15kg) 新生児OK |
抱っこの種類 | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・対面抱っこ(ローポジション) ・前向き抱っこ ・おんぶ |
選べる素材と色 | ・メッシュ(全7色) ・ウーブン(全2色) |
総重量 | 約892g |
価格 | 31,900円 (税込) |
おすすめポイント
HARMONY(ハーモニー)は、ベビービョルン抱っこ紐の人気NO.1の最上級モデル。新生児~約36ヶ月までと長く使える抱っこ紐です。
メッシュタイプはワンカイよりも軽量。肩腰の負担が気になる方はふわふわパッドが入っているHARMONY(ハーモニー)がおすすめです。
ベビーキャリア ONEKAI(ワンカイ)の特徴
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商品名 | ONEKAI(ワンカイ) |
対象 | 0カ月~約36ヶ月 (体重3.5〜15kg) 新生児OK |
抱っこの種類 | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・対面抱っこ(ローポジション) ・前向き抱っこ ・おんぶ |
選べる素材と色 | ・メッシュ(全6色) ・コットン(全2色) |
総重量 | 約1000g |
価格 | 25,300円~27,500 (税込) ※素材により価格が異なります |
おすすめポイント
ONEKAI(ワンカイ)は、ワントーンのスタイリッシュなデザイン。抱っこの種類や対象年齢はハーモニーと変わりません。
肩腰のベルトは、ハーモニーよりもすっきりなデザインになっているので、すっきりみえるスタイルがお好みの方はONEKAI(ワンカイ)がおすすめです(ハーモニーほどではないですが、肩腰の負担を軽減してくれるパッド入りです!)
ベビーキャリア MINI(ミニ)の特徴
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商品名 | MINI(ミニ) |
対象 | 0カ月〜約12ヶ月 (体重3.2〜11kg) 新生児・乳児向け |
抱っこの種類 | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・前向き抱っこ |
選べる素材と色 | ・メッシュ(全7色) ・コットン(全5色) ・3Dジャージー(全4色) ・ウーブン(全4色) |
総重量 | 約500g |
価格 | 11,000円~13,200円 (税込) ※素材により価格が異なります |
おすすめポイント
MINI(ミニ)は、0カ月〜約12ヶ月まで使える新生児から乳児に特価した人気モデル。
首すわり前の新生児を安全に抱きいれるためのセパレート構造(腰ベルトではなく、ベルトは背中でクロスタイプになります)
選べる素材や色も多く、ベビービョルンの中で最も軽量なので、ファースト抱っこ紐をお探しの方におすすめです。
ベビーキャリア MOVE(ムーヴ)の特徴
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商品名 | MOVE(ムーヴ) |
対象 | 0カ月~約15ヶ月 (体重3.2~12kg) 新生児・乳児向け |
抱っこの種類 | ・対面抱っこ(ハイポジション) ・前向き抱っこ |
選べる素材と色 | ・メッシュ(全7色) |
総重量 | 約860g |
価格 | 22,000円 (税込) |
おすすめポイント
MOVE(ムーヴ)は、新生児・乳児向け0カ月~約15ヶ月までが対象で、MINI(ミニ)よりも長く使える抱っこ紐です。
セパレート構造のMINI(ミニ)とは違い、MOVE(ムーヴ)は腰ベルトがあるタイプなので、肩腰の負担が気になる方はMOVE(ムーヴ)がおすすめです。
まとめ
この記事では、ベビービョルン抱っこ紐のメリット・デメリットを紹介しました。
抱っこ紐は毎日使うといっても過言ではないので、デメリット部分を把握した上での購入が安心です!
ベビービョルンの場合、横抱きや腰抱きはできませんが、どのモデルも首すわり前の新生児から対面抱っこが可能。
しかも、座る位置や足の開きを調整できるので、埋もれてきつい・・・股関節が心配・・・ということもありません!
また、対面抱っこからスライドしておんぶに移行できるのも危険が少なく魅力的な点だなと思います。
ベビービョルンの抱っこ紐は大きなデメリットはなく、オールマイティで安全な抱っこ紐ですよ♪