RSウイルスで入院することになった新生児の我が子の体験談をブログに記録。
2人目を出産後、やっと生活が落ち着いてきたかな~という頃に、上の子が40.5度の発熱!
下の子はまだ生後3週間の新生児。絶対うつしてはいけないと気をつけてはいたものの、同じ家で暮らしていたので、やはりうつってしまいました…
RSウイルスになりはじめて知った、乳児が重症化するリスク。下の子は新生児ということもあり、より一層注意が必要ということで、3日間入院することになりました。
この記事では、新生児の娘がRSウイルスにかかったときの症状や、入院中の様子など回復までの記録をまとめておきます。


メモ
赤ちゃんのRSウイルスは鼻水が長引いたり、ネバネバ鼻水により呼吸が苦しい状態になることがあります。
RSウイルスになった娘も、上記の鼻水問題にとても悩まされました。
そこで、私は電動鼻水吸引器『メルシ―ポット』を購入。そのおかげで、鼻水を吸いに病院へ通う手間も省け、娘の辛い鼻水問題も解決してくれました。

RSウイルスにかかった赤ちゃんに本当に便利なアイテムだったので、使い方や口コミなどをまとめてみました。
RSウイルスとは?どんな症状?
RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。9月頃から流行し、初春まで続くとされてきましたが、近年では夏季より流行が始まるようになってきています。
9月頃から初春までが流行時期だと言われています。我が家がかかったのも、9月でした。

主な症状
- 発熱
- 鼻水
- 咳
乳児(特に新生児)がかかると重症化する危険性がある
生後3か月未満の赤ちゃん、心臓や肺に基礎疾患を持っている赤ちゃんは重症化しやすいといわれています。重症化すると肺炎や細気管支炎をきたすとされています。
はじめて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに症状が良くなっていくとのこと。ですが、上記の通り一部の赤ちゃんでは、重症化する危険があるので、注意が必要です。
薬や治療法は?
RSウイルスには、有効な薬や治療法はありません。


呼吸管理と点滴を受ける娘
- 鼻水の吸引
- 補液の点滴
- 湿度管理
- 呼吸管理(酸素投与)
- 気管支拡張剤の吸入
症状を和らげるための対症治療のみということで、新生児の娘の場合は上記の治療を行いました。

1日3回の吸入薬
大人もうつる?
RSウイルスは大人もかかります。ですが、健康な大人であれば、軽症の場合が多く気づかないこともあるそうです。
上の子からはじまった我が家のRSウイルス。最終的には、私も夫もうつったようでしたが、鼻水が少し出るかな?くらいの軽い症状で済みました。
RSウイルスで入院!新生児の我が子回復までの記録
ここでは、検査から発覚までの様子をご紹介します。
一番最初の感染者は上の子!
ある日、上の子が保育園から帰ってくると、なんだか様子がおかしい。鼻水と咳も出ているので、風邪かな?と思っていると、翌日には40.5度まで発熱しました。
病院に行くと恐らく風邪だろうという診断でした。
その後、上の子の風邪症状は3~4日で改善。と思った矢先、新生児の下の子が鼻水を垂らすように。

と思っているうちに、咳の症状も出てきてしまいました。
新生児がRSウイルスにかかったときの症状
- 粘着質な鼻水
- 咳(ゼーゼー、ゼロゼロといった咳)
娘の場合、RSウイルスにかかって発熱は1度もありませんでした。
しかし、鼻水と咳の症状がひどく、咳にいたっては医者じゃない私が聞いても

と思うほど、「ゼーゼー、ゼロゼロ」というような、胸に痰が絡んでいるような恐ろしい音がしていました。
鼻水が喉に落ちるせいもあってか、夜中も咳が苦しくてなかなか寝付けないようでした。みるみるうちに症状が悪化していくので、こりゃイカンと朝一で病院へ向かいました。
ポイント
新生児や乳児のRSウイルスは体調急変や突然死の恐れがあるので、すぐに受診が必要
RSウイルスの検査は1歳未満だけ
病院で、風邪だと診断された上の子。どうして何も検査がなかったのか?というと以下が理由でした。
この検査は1歳未満の乳幼児か入院している患児しか保険では認められておらず、医療機関で外来検査の場合は医療機関が負担していることが多く、これについては改善が要望されています。

新生児の娘は、診察してすぐにRSウイルスを疑われ、検査してもらいました。すると、RSウイルス陽性という結果。
ちなみに、検査方法は鼻をめん棒でで拭う一般的な方法です。

ということになり、自宅に帰って入院グッズをある程度詰めて、大きな病院へ向かいました。
RSウイルス|入院中の様子
ここでは、RSウイルスにかかり入院することになった娘の様子をご紹介します。
RSウイルス陽性から入院へ
大きな病院へ行き、再度診察してもらいました。
- 陥没呼吸の症状が見られる(喉の下や、みぞおちが呼吸時に凹む)
- 胸の音が悪い
- 鼻水と痰が多く、無呼吸発作や呼吸困難に陥ってしまう可能性がある
- 肺が少し腫れている
このことから、入院を強くすすめられました。新生児なので、何かあってからでは遅いとすぐに入院を決意しました。
入院中の症状や様子
入院1日目
- 呼吸が苦しそう
- 母乳はしっかりと飲めている
- しんどいのかずっと眠ってる
1日中の補液の点滴と、授乳ごとに鼻水を吸引してもらうのが可哀想でした。

看護師さんが吸引し、私が動かないように手を抑える役割だったのですが、あまりに泣くので辛かったです。
ですが、鼻水を取ってもらうと呼吸がかなり楽になるようだったので、心を鬼にして暴れる娘の手を押さえていました。
入院2日目
- 胸の音が少しずつ改善
- 鼻水も前日より明らかに減ってきた
RSウイルスのピークは発症後4~5日と言われています。娘の場合、入院2日目がちょうどピークだと言われていて、頑張って乗り越えてくれました。
入院1日目は泣きすぎで顔も腫れ、しんどそうな感じでしたが、2日目に顔色もよく改善されているように見えました。鼻水吸引の回数も減ってきました。
入院3日目
- 陥没呼吸や胸の音も改善
- 鼻水の量も減り、粘着質から少しさらっとした鼻水になってきた
3日目の朝診察してもらったときに、かなりの改善が見られたため、午後には退院してもいいと告げられました。

ですが、鼻水はまだ続いていたので、辛そうであれば病院に鼻水を吸引しに来るように指示がありました。
入院中大変だったこと
上の子が2か月のときに8日間付き添い入院をしたことがあったので、付き添い入院は2回目の体験でした。
なので割と融通がわかっていたので、動きやすかったです。
上の子入院のときは、食事を自分で調達するのが大変だったので、今回は付き添い病院食をお願いしていました。バランスのとれた食事を用意してくれるのでとても助かりました。
なので、今回はそこまで大変だったと感じたことはなかったです。
RSウイルスだったので、他にうつさないよう個室だったのもすごく良かったです。
- 上の子どうするか問題
入院先の小児病棟は、感染防止のため子供の面会禁止でした。とはいえ、上の子はまだ2歳。
付き添い入院していたのは私だったので、夫に仕事を調節してもらい日中は保育園で、夜は夫という感じで、上の子のお世話をまかせていました。
ママに会えず寂しがるかな~と思いきや、数週間前も出産のため入院していたので、なんだか慣れたもんで私がいなくても全然平気だっそうです/(^o^)\

だったのですが、とりあえず、預け先がないという自体にならなくてよかったです。
RSウイルスで入院|退院後の経過
退院後はみるみるうちに元気になっていきました。
ですが、鼻水は1~2週間長引いていたので、最初は毎日病院に吸引しに通っていました。だけど、新生児を毎日外に連れ出すのは本当に大変ですし、院内感染も気になるということで、電動鼻吸い器を購入。
手動鼻水では取り切れなかった鼻の奥の鼻水まで吸引できて、病院へ通わずにすんだので、いいこと尽くしでした。
鼻水もかなり長引いていたので、本当に助かったアイテムでした。
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RSウイルスは繰り返す
RSウイルスは風邪の原因ウイルスの一つでもあるので、何度もかかります。
我が家の子供2人はまた2か月後にRSウイルスにかかりましたが、そのときは症状が軽かったので入院することはありませんでした。
RSウイルスで入院した新生児の我が子の体験談:まとめ
大人がかかると気づかないこともある程、症状が軽いRSウイルス。しかし、乳児(特に新生児)がかかると、危険な状態に陥ってしまうこともある油断できないウイルスでもあります。
私の娘のように、ゼーゼー・ゼロゼロといった咳は注意が必要です。新生児は無呼吸発作や呼吸困難など、突然死の原因になることもあるので、早めの受診を心がけてください。
