私は2児の母で、子供2人とも母乳を飲ませて子育てしてきました。(現在も授乳中です!)
ですが、私のおっぱいは完全なる差し乳だったんです。
差し乳の一番の悩み、それは
- あんまり張らない
- 張らないから赤ちゃんが母乳不足になっていないか不安
という点だと思います。(差し乳の私も、散々これに悩んだので分かる)
そんな差し乳な私でも、1人目は混合・2人目では完全母乳で育てることができました!
この記事では、差し乳ならではの悩み・母乳不足の見分け方・母乳のためにやったことを紹介していきますので、差し乳で不安になっている方は是非読んで頂けると嬉しいです!
差し乳の私は絞っても出ない母乳だった【差し乳ってこんな感じです】
まず最初に、差し乳である私はこんな感じだったよ!というのをお伝えしていきたいと思います。
私の場合、基本的に絞っても全然出ない母乳でした。
ピジョンの電動搾乳機で試したこともありましたが、頑張って母乳量は20~30くらい。

差し乳あるあるかもしれませんが、赤ちゃんが直接飲んでくれる時にだけじわっと湧いてくる感覚がありました。
他にも色々差し乳で気づいた点があったので、書き残しておきたいと思います。
産後1か月から張らなくなった
「差し乳っていつから?」とか「溜まり乳から差し乳になることもある」とか色々聞きますが、私の場合ずっと差し乳でした。
出産して2日くらいは母乳が全く出ずで焦ったのですが、4日目くらいに急にパァッン!と胸がガチガチになるくらい張ったんです。
おおおお!と舞い上がったのですが、ガチガチはそれが最後でした...。
という訳で、新生児期から産後1か月くらいで完全なる差し乳です。(なんで)
授乳間隔が空けばツーンと痛い・張る感覚はあるけど
ガチガチになることはないですが、授乳の間隔が空けばツーンと痛い感じや、張る感覚はありました!
しかし、いざ赤ちゃんに飲ませてみるとそれも最初だけ。
割と早目の段階で、赤ちゃんも「あれ?もう出ないの?」みたいになってしまうことが多かったです。

あとは、出るまでにちょっと時間がかかったり(ラグがあるときがあった)
母乳量が少ないから授乳時間は短め、そして頻回授乳
基本的に吸ったときに合わせて湧いてくる感じなので、赤ちゃんがたくさん飲むと母乳量の方が少なくて供給が間に合わないことが多かったです(笑)
すぐに飲み切られてしまうので、授乳時間は基本的に短め。
間隔を空ければまた出てくれるという点と、赤ちゃん自体も満足できていないので、すぐにお腹が空いてとにかく頻回授乳でした。

この頻回授乳が痛いし眠れないで本当大変ですよね…(汗)
母乳パッドがいらないときもあった
これも差し乳あるあるなのかなと思うことなのですが、母乳パッドが減りません(笑)
赤ちゃんが吸いつくとき以外出ないので、良いのか悪いのか母乳パッドがぬれないんですよね。
私の場合、片方は全くぬれず、もう片方は漏れるときがあったので外出時だけ母乳パッドをつけるようにしていました。

家ではつけてないことも多かった…!
そもそも溜まり乳・差し乳とは?医学的根拠はないって本当?
そもそも溜まり乳・差し乳の違いや定義って何なの?って気になりますよね。
私も気になったので、ちょっと調べてみた結果をご紹介したいと思います。
まず驚いたのが、差し乳・溜まり乳という呼び名は医学的な根拠は何もないということです。
こういった状態は、おっぱいそのものの性質やその時々の母乳によっても変わるといわれています。
けれど、実際に差し乳(張らない乳)・溜まり乳(張りやすい乳)というのは絶対存在しますよね。
では、差し乳・溜まり乳ってどんな状態のことをいうのか、私の体験談も交えて特徴を分かりやすくまとめていきます。
(あくまで特徴です。全員に当てはまるとは限りません。)
溜まり乳の特徴
- 常におっぱいがパンパン(張りやすい)
- 赤ちゃんがおっぱいに溺れることが多い
- 飲み残しがある
- しこりができたり乳腺炎になりやすい
- 母乳パットから母乳が漏れだす
- 食事内容に左右されやすい
差し乳の特徴
- 日常的に張っているわけじゃない
- 赤ちゃんが吸い始めると母乳が湧いてくる感覚がある
- 母乳の出がいいのは飲み始めだけ
- 飲み終わりはスッカラカンな感じがする
- しこりができにくい
- 食事内容に左右されにくい
差し乳・溜まり乳にはこういった違いがあるんです。
とはいえ、差し乳が一概に授乳量が少ないということはありませんし、差し乳・溜まり乳どちらもママの体の中では常に母乳が作られています。
赤ちゃんに母乳が足りてるか不安!差し乳の母乳不足の見分け方

ここでは差し乳最大の悩み、母乳不足の見分け方をご紹介します。
差し乳は、溜まり乳と違って常におっぱいがパンパンなんてことは基本的にはありません。(もちろん数時間授乳しなければパンパンにもなりますが)
私の場合赤ちゃんが飲み始めると、ツーンと痛くなりそこから母乳が湧き上がってる感覚がありました。
そのツーンという痛みのすぐあとは、赤ちゃんが音を立て母乳を飲んでいるのが分かります。
しかし、それはほんの十数秒の間だけ。そのあとは、母乳が出ているのか出てないのか分からないということが多かったんです。

ちゃんと飲めてんのかなぁ・・・
母乳が足りてないときのサインを見極めよう
差し乳の方は、私のように赤ちゃんがしっかりと母乳を飲めているのか、母乳が出てるか不安な方も多いんです。
なので、赤ちゃんが母乳不足になっていないか見分ける方法をご紹介します。
母乳不足のサイン
- おしっこの回数が少ない
- うんちの回数が少ない
- 体重が増えない
- 授乳のあとも泣き止まない
- 授乳のあとすぐにまた欲しがる
- 授乳のあとぐっすり寝てくれない(新生児期)
母乳不足の場合は上記のような明らかなサインが出ていると思うので、是非参考にしてみて下さい!
私の場合、結構色々当てはまっていたのでミルクを足すことも多かったです。
【私が母乳のためにやったこと】差し乳で1人目は混合、2人目は完全母乳に成功
差し乳の私ですが、1人目はミルクとの混合で。2人目は完全母乳で子育てすることができました。
1人目はミルクが大好きな赤ちゃんだったので、母乳量が少ないな~と思ったときも割とのんきにミルクをあげたりしていたんですが、2人目がなんと「哺乳瓶拒否」の赤ちゃんだったんです。
なので、2人目はかなり焦って本気で母乳量を増やすようにあれやこれや対策しました。(その結果、2人目は何とか完全母乳に成功!!!)
助産師さんにも相談してアドバイスを頂き、その内容を以下の記事にまとめてみましたので、同じ差し乳で不安な方は是非読んでみて下さい♪
母乳をたくさん出す方法を助産師さんに聞いた!【出ないと悩むママ必見】
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母乳がたくさん出る人の特徴や、出す方法を助産師さんに聞いてみた!
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まとめ:差し乳でも母乳で子育てできます!
この記事では、差し乳である私の子育て体験談や母乳不足の見分け方をまとめました。
差し乳であっても、必ずしも母乳不足になっているという訳ではありませんし、もし足りないようならミルクを足しても全然ありだと私は思います(実際に私は1人目は混合育児でした)
なるべく母乳で育てたいと思うこともありますが、ママが無理しすぎず、赤ちゃんと楽しく生活できることを1番に考えてみて下さい(*^-^*)
差し乳で母乳の出を良くしたいという方に関しては、以下の記事もお役に立つかと思うので読んで頂ければと思います。