差し乳の母乳不足の見分け方と、差し乳で2人育てた私の体験談をまとめています。
私は2児の母で、子供2人とも母乳を飲ませて子育てしてきました。(現在も授乳中です!)
ですが、私のおっぱいは完全なる差し乳だったんです。
差し乳の一番の悩みそれは、
- 母乳が出ているのか分からない
- 赤ちゃんが母乳不足になっていないか心配
ではないですか?(頷いてくれた方、ありがとうございます)
実は私もこの不安を抱えていたことがあります。
ですが、2人を母乳で育ててみて分かったこと。それは、差し乳でも母乳で子育てできる!ということです。

この記事では、差し乳1番の悩み赤ちゃんの母乳不足の見分けや、母乳不足を解消する方法、私の体験談などを紹介していきます。
こんな方におすすめ
- 母乳が足りているのか分からず不安
- 差し乳でも母乳育児できるのか心配
- 差し乳って一体なに?体験談が知りたい
溜まり乳・差し乳とは?違いや見分け方
溜まり乳・差し乳の違いや見分け方を紹介します。

まずは、こんな疑問にお答えしていきます。
実は、差し乳・溜まり乳という呼び名は医学的な根拠は何もないそうです。
こういった状態は、おっぱいそのものの性質やその時々の母乳によっても変わるといわれています。
けれど、実際に差し乳(張らない乳)・溜まり乳(張りやすい乳)というのは存在しますよね。
では、差し乳・溜まり乳ってどんな状態のことをいうのか、私の体験談も交えて特徴を分かりやすくまとめていきます。
(あくまで特徴です。全員に当てはまるとは限りません。)
溜まり乳の特徴
- 常におっぱいがパンパン(張りやすい)
- 赤ちゃんがおっぱいに溺れることが多い
- 飲み残しがある
- しこりができたり乳腺炎になりやすい
- 母乳パットから母乳が漏れだす
- 食事内容に左右されやすい
差し乳の特徴
- 日常的に張っているわけじゃない
- 赤ちゃんが吸い始めると母乳が湧いてくる感覚がある
- 母乳の出がいいのは飲み始めだけ
- 飲み終わりはスッカラカンな感じがする
- しこりができにくい
- 食事内容に左右されにくい
差し乳・溜まり乳にはこういった違いがあるんです。
とはいえ、差し乳が極端に授乳量が少ないということはありませんし、差し乳・溜まり乳どちらもママの体の中では常に母乳が作られています。
差し乳最大の悩み 母乳不足の見分け方
ここでは差し乳最大の悩み、母乳不足の見分け方をご紹介します。
差し乳は、溜まり乳と違い常におっぱいがパンパンなんてことは基本的にはありません。(もちろん数時間授乳しなければパンパンにもなりますが)
私の場合赤ちゃんが飲み始めると、ツーンと痛くなりそこから母乳が湧き上がってる感覚がありました。
そのツーンという痛みのすぐあとは、赤ちゃんがゴクゴク音を立て母乳を飲んでいるのが分かります。
しかし、それはほんの十数秒の間だけ。そのあとは、母乳が出ているのか出てないのか分からないということが多かったんです。

ちゃんと飲めてんのかなぁ・・・
母乳不足のサイン
差し乳の方は、私のように赤ちゃんがしっかりと母乳を飲めているのか不安な方も多いんです。
なので、赤ちゃんが母乳不足になっていないか見分ける方法をご紹介します。
母乳不足のサイン
- おしっこの回数が少ない
- うんちの回数が少ない
- 体重が増えない
- 授乳のあとも泣き止まない
- 授乳のあとすぐにまた欲しがる
- 授乳のあとぐっすり寝てくれない(新生児期)
母乳不足の場合は上記のような明らかなサインが出ていると思うので、心配な場合はしっかりと赤ちゃんの様子を見てあげて下さい(*^-^*)
差し乳で2人育てた私の体験談
差し乳で2人育てた私の体験談をご紹介したいと思います。
1人目は母乳とミルクの混合育児
1人目は、母乳とミルクの混合育児でした。というのも、産後5日目母乳が軌道にのり始めた頃に、私が産後の感染症で入院することになってしまったんです。
そのときに、息子と離れ離れになってしまったせいで、母乳の出が悪くなってしまいました。

私が入院した1週間、息子はたっぷりミルクを飲んでいたので、再会したときには完全にミルク大好きっ子になっていましたね。
(赤ちゃんにとってもミルクの方が飲むのがラクといいますし、余計に)
とはいえ、母乳も諦めず頑張って飲ましていましたが、私の母乳だけでは足りず、ミルクを足さないとギャン泣きで不機嫌になることも多かったです…

2人目は完全母乳に成功
2人目は女の子だったので、息子よりも食が細かったように思います。
出産後の入院中は混合育児だったものの、退院1週間後には完全母乳に移行することに成功しました。
というのも、娘はほ乳瓶拒否体質だったんです。
退院後、ほ乳瓶で飲ませようとするとどうしても『おえっ!』となってしまい、母乳しか受けつけない体になっていきました。
なので、2人目のほうが『母乳足りてるのかな』という不安にかられたのを覚えています。
ですが、母乳だけしか道がないとなれば、何度も何度も授乳にチャレンジするので、差し乳であろうと母乳の量は少しずつ増えていったように思います。
相変わらず日常から張ることはないので、出ているのか自分でも曖昧でしたが、娘が母乳だけでグングン成長していくのを見て

と、安心できました(*^_^*)
POINT
差し乳でも、完全母乳が可能!差し乳でも、意外と母乳足りてる!
差し乳の断乳事情
もうすぐ2歳になる娘は、現在もダラダラと授乳を続けています。
上の子は、1歳4か月のときに断乳を決意したのですが、なんと3日で断乳できました。
しかも、母乳外来など利用せず、自力で圧抜きしましたが、乳腺炎やしこりになることはありませんでした。
POINT
差し乳でも、乳腺炎になることはあるそうです。
差し乳はいつから?
母乳が安定するのは、赤ちゃんが生まれて3か月頃だと言われています。
ですが、母乳はとっても繊細。
体調や生活リズムの変化、赤ちゃんの飲み具合によっても母乳のリズムは変わりやすいです。
- 差し乳だったけど溜まり乳になった
- 溜まり乳から差し乳に変化した
母乳が安定する産後3か月後でも、こういった場合があるそうです。

差し乳は痩せない?

痩せすぎないためにたくさん食べるのが大変!
これは溜まり乳の友人が実際に行っていたセリフです。
私は、母乳をあげていてもどんどん痩せて困るということはなかったので驚きでした。(うらましすぎる…)
これは一体どういうことなのかというと、差し乳と溜まり乳は単純に出している母乳の量が違うということなんです。
溜まり乳のママは、おっぱいが常に張っていて赤ちゃんが飲みきれない場合も多いんです。なので、乳腺炎にならないように、授乳後も搾乳して圧抜きしていることも多いんだとか。
それに比べて差し乳は、赤ちゃんが授乳するときにだけ母乳が湧きだしてきます。
なので、搾乳して捨てているぶん、溜まり乳のママのほうが母乳に対してのカロリー消費が大きいんです。
というわけで、差し乳は痩せないというよりも、溜まり乳がより痩せやすいということなんですね。
差し乳の私が母乳不足の不安を解消するためにやっていたこと
母乳量を増やす一番の方法は、何度も諦めずに赤ちゃんに吸ってもらうことだと言われています。
ですが、そればっかりは正直辛いですよね。
以下の記事では、実際に私が試した体験談も合わせて、効果を感じやすい母乳量を増やす方法を紹介しています。
母乳をもっととくさん出したいと悩んでいるママ必見の記事なので、是非チェックしてみて下さい。
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母乳をたくさん出す方法5選【出が悪いと悩んでいるママ必見】
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差し乳の母乳不足の見分け方:まとめ
差し乳・溜まり乳についてお話してきましたが、結論を言うとどちらが正解もないし、どちらが良いということもありません。
なるべく母乳で育てたいと思うこともありますが、母乳が足りなければミルクを使った混合育児も全然ありだと私は思います。(実際に私は1人目は混合育児でした)
ママが無理しすぎず、赤ちゃんと楽しく生活できることを1番に考えてみて下さい(*^-^*)
