子供の入院に付き添いするって想像以上に大変でストレスがたまる…!
我が家の息子は、生後2か月で水腎症という病気になり、9日間入院したことがあります。
その9日間、私も一緒に付き添い入院しましたが、慣れない場所(しかも窮屈)で子供と24時間一緒。これは、想像以上に過酷で大変でした。

病気になってしまった子供がもちろん一番大変。子供の看病をしっかりしてあげるためにも、付き添い入院している親が疲れて倒れてしまわないようにすることも大切だと感じました。
なので、この記事では
- 付き添い入院中に大変だったこと
- ストレスを軽減させる便利グッズ
- ストレスをためないコツ
を紹介していきます。
入院中は子供のお世話メインな日々が続きます。なので、親がストレスをためないよう、自分の身の周りはとにかく便利に快適に!
こんな方におすすめ
- これから子供の付き添い入院の予定がある
- 子供の入院に付き添うってどんな感じ?リアルな内情が知りたい
- 現在子供の入院に付き添っていて、今にもストレスが爆発しそう
入院中に時間を見つけて息抜きすることも大切です。息抜き方法については以下の記事で紹介しています。
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入院準備ができない
我が家の場合、予定入院ではなく診察からの緊急入院だっため、息子と一緒に入院手続き→そのまま小児入院病棟へという流れでした。
一旦帰宅して入院準備を・・・ということができず、

と、まず入院準備の段階でドタバタと慌ただしくなりました。
- 家族に入院準備をお願いして持ってきてもらう
- 家族に子どもをみてらっている間に、自分が自宅に帰って用意する
②ができれば一番効率が良いかと思います。
ですが我が家の場合、息子が生後2か月の赤ちゃんで授乳の問題もあったため、夫に入院準備をして持ってきてもらうことになりました。
\ここで問題発生です/




付き添い入院何が一番大変だったかといえば、本当にこれ、この感じが一番大変だった!
場所を説明しても、夫になかなか伝わらない!
なので、持ってきて欲しいものが数日経っても全然揃わなくて、本当に不便でした。

子どもの身の周りのことや、何がどこにあるのかなど。こういういざというときに備えて普段から夫にはしっかりと覚えてもらっておいたほうが良いと気づかされました。
子供に24時間×入院日数つきっきりの生活
自宅で子育てしていて、精神的に疲れたな~と感じたときには、お散歩に出掛けたりちょっとゴロゴロしたり、自分が思うストレス発散方法を選べます。
ですが、子供の付き添い入院ではそうはいきません。
就寝時間以外で、親がベッドでゴロゴロはなかなか恥ずかしくてできなかったですし、子供は病気で入院しているわけなのでお散歩もできません。
そして四六時中、限られた空間で子供のそばから離れることができない生活が続きます。

大部屋で隣になった付き添いの親が父親
個室がいっぱいだったので、入院中はずっと大部屋(二組で一部屋)でした。同室になる人は、入れ替わりが激しいのですが、2日間子供の付き添い入院されていたのが、まさかのパパさんだったんです。
パパさんと言えど男性。ベッドの間には、簡単な仕切りしかなかった(隙間から隣が見える)ので、授乳する際はかなり抵抗がありました。
添い乳も、背中を向けて見えないように隠したり、授乳のたびにケープを使用したりと、かなりわずらわしかったです。

赤ちゃん同士のつられ泣きが頻繁で寝不足に
数日間、同じ生後2か月の赤ちゃんと同室になったのですが、そのとき大変だったのがつられ泣き問題!
昼夜問わず、どちらかが泣くともう片方が必ずつられて泣くんです。
同室になった際、ちょうど挨拶するタイミングがあったので

と、挨拶を交わしており、泣くのはお互い様という形で理解し合えたのはまだ気持ち的に楽でした。
とはいえ、息子は夜泣きがひどいタイプで、夜中になかなか泣き止まないことが度々ありました。
そのときは迷惑がかからないよう休憩ルームに避難して、泣き止むまで部屋には戻らないといった対策をとりました。

同室になった人に迷惑がかからないよう配慮して過ごさなければいけないというのが、大部屋のデメリットです。
個室だと夜泣きしても気をつかわなくても良いので、安心して過ごすことができます。
ポイント
- 個室のほうがリラックスできる
- 大部屋になった場合は、隣の親御さんにご挨拶しておくとお互い安心
食事・お風呂・トイレなどの時間がない
24時間ずっと一緒の付き添い生活。我が家の場合、生後2か月での入院だっただめ、授乳もかなり頻繁。
病気で入院しているため機嫌は常に悪く、息子は泣いていることが多かったんです。
そんな合間に、自分自身の食事・お風呂・トイレなど最低限の生活をこなしていかなければなりません。


ですが、親も本当に大変!余裕がない!
- 家族がお見舞いに来てくれている間に、食事・お風呂・トイレを全て済ます
これが一番ストレスがかからない方法だと感じました。
お風呂
ですが、私の場合は家族が忙しく、ほとんどお見舞いに来られなかったため、息子が寝ている隙にシャワーの空き状況を確認→運よく空いていればそのまま弾丸シャワーの毎日でした。余裕がない日には、シャワーしないなんて日も…

こんなにタイミングを見計らって急いでいても、廊下中に息子の泣き声が響き渡っていることがありました。
そのうち息子の泣き声に敏感になりすぎた私は、息子の泣き声が聞こえた気がして慌てて病室に出ると、実際には泣いていなくて幻聴だったということが度々ありました。
食事
親の食事は自分たちで調達する必要があったのですが、病院内にコンビニがなかったので、たまに来る夫に日持ちするパンなどをまとめて買ってきてもらっていました。
あとは、土日にだけ来るローソンの移動販売を利用していました。
ゆっくり食べる時間もなかなか取れないので、パンやおにぎりなど簡単に食べれるものは有難かったのですが、栄養は偏りカロリーも不足していたため、入院後半はフラフラ。(母乳の出も悪くなりました)

親が倒れては本末転倒なので、自分で栄養がある食事を用意できない方は、付き添い入院の病院食(申請できる場合)を、絶対にお願い方がいいと感じました。
トイレ
小さいほうは、タイミングを見計らってさっと済ますのですが、問題は大きいほう。
離れている間に子供が泣いていたとしても、長くて10分程度なので仕方ないと思うかもしれません。
私自身もそう思うのですが、実際にトイレに行くと焦躁感で出ないっ!!
- 緊張感が続いているストレス
- タイミングが合わずトイレを我慢することが多い
- 栄養不足
このことから、胃腸の調子がかなり悪くなり、入院中はお腹がなんとなく痛いということが続き、さらなるストレスの原因になりました。

ポイント
- 家族がお見舞いに来てくれている間に、自分の最低限の生活を済ます
- 付き添い入院の病院食を申請できると栄養面も安心
- トイレはなるべくリラックスできるタイミングで
病院のベッドが狭い
生後2か月の息子はまだ寝がえりもしなかったため、一緒に寝たほうが融通も利くしいいだろうということで、簡易ベッドは用意せず同じシングルサイズのベッドで一緒に寝ていました。

とにかく狭くて、夜もぐっすり眠れることはありませんでした。あと、肩こりと腰痛もひどかったです。
ベッド関連で大変だったことがもう一つ。
子どものそばを離れるときは、落下防止柵を一番上まで上げてロックしなければいけないというルールがありました。
ガシャンッ!!!!!
そのときのロックがかかる音がめちゃくちゃうるさい(´;ω;`)
せっかく寝かしつけて、その隙にシャワーやトイレをと思っても、防止柵のロック音で起きるということが、何度あったか…!

赤ちゃんと防止柵の攻防戦も、なかなかのストレスでした。
赤ちゃんの点滴生活は大変
赤ちゃんが点滴に繋がれている姿は、痛々しくて本当に辛い。
固定されたり、不自由な場合も多く親も大変場面が多かったです。
赤ちゃんが自分で点滴を外してしまう
息子はまだ生後2か月だったので、自分で外すというよりは手が引っかかったり、気になって振り回しているうちに外れてしまうという場合が多かったです。
なので、こんな風に板とガーゼでぐるぐる巻きに。
これを24時間、数日間に渡ってだったので、蒸れてめちゃめちゃ臭くなりました。(洗ってもなかなか取れない)
テープの部分が赤くなってしまい、息子もかゆがっていたので可哀想でした。
点滴をつけながらのお着替えが困難
点滴をつけながらのお着替えはかなり緊張しました。服が引っかかって針が抜けたら危険なので、慎重に慎重に…

という失敗も何回もやりましたw
点滴をつけながらの沐浴が至難
毎日あたたかいおしぼりで体をふいてあげる毎日でしたが、入院5日目にやっと沐浴解禁。
いざ、沐浴!と張り切っていた私ですが、

と、簡単にビニール袋を巻き付けられただけの息子の手を見て全てを察しました。

案の定、息子の手はビチョビチョに。
慣れない流し台に、慣れないベビーバス。しかも、ホースつきのシャワーを片手で持ちながら…
これ全部1人でって無理ゲーすぎない?
(看護師さんは手伝ってくれませんし、その場にもいません。お好ききにどうぞ的なスタイルでした!)
久々の沐浴に嬉しくなったのか、手を振りまわして浴槽にザブーンっ!で完全に点滴水没。
結果、点滴の針を刺しなおすところからやり直しになってしまいました。

と、ちょっと心がくじけそうになりましたが、沐浴2日目には夫が手伝ってくれたので、何の問題もなく沐浴することができました。
点滴をしながらの沐浴は本当に大変なので、ご家族が一緒のときに手伝ってもらうことおすすめします。
【子供の入院】付き添いのストレスを少しでも和らげる便利グッズ
生後2か月の赤ちゃんの付き添い入院を経験した私が、入院中にあると役立つおすすめ便利グッズを紹介します。
防寒対策用の羽織もの
大部屋の場合、自分にあった部屋の温度に調節することが難しい場合があります。
今回の入院、私も相部屋でしたが、なんだか熱くなったり寒くなったり様々でした。
なので、子どもも大人も、季節にあった服装+1枚羽織ものがあれば快適に過ごすことができます。
骨盤ベルト
産後2か月目で、まだまだ自分の体も本調子ではなく、そんな中慣れない環境での看病です。
その上、入院中はとにかく不機嫌で抱っこばかり。みるみるうちに腰が痛くなりました。そこで急遽、家から持ってきてもらったのがこの骨盤ベルト。
骨盤ベルトをつけるとだいぶ腰痛が和らぎました。産後すぐの付き添い入院に骨盤ベルトは必需品ですよ。

カップつき授乳インナー
私は患者ではないのでパジャマは着ていませんが、家着のようなゆったりと窮屈でないものを身に着けていました。
1日の中で下着を昼用とか就寝用とか分けることも面倒だったので、下着はブラではなく、カップつきの授乳インナー(キャミソールやタンクトップタイプ)が楽で有難かったです。

電子レンジ専用 ほ乳瓶消毒器(1本用)
大部屋の場合、自分のスペースは限られています。だけど、ベビー用品って何かと多いし、ごちゃごちゃしますよね。
しかも、完全母乳ではなく、ミルクを使用する場合には各段に荷物が増えます。
そこで便利だったのが、ほ乳瓶1本分だけを消毒できる電子レンジ専用ほ乳瓶消毒器です。
コンパクトで場所を取らず、消毒したあとは水を捨てれば(チンした直後はヤケド注意!)、そのままほ乳瓶を乾燥させながら置いておけるので便利でした。
私は混合で、ミルクはたまに足すという感じだったので、ほ乳瓶1本分の消毒器でじゅうぶん対応できました。
逆に、液体タイプの消毒方法だと、場所も時間も取るので入院には不向きです。

フェイスタオルとガーゼタオル
最近ではバスタオルを辞め、フェイスタオルで体をふくフェイスタオル派というスタイルがあるそうですが、入院生活でもまさにそれ。
入院生活で一番大切なことは、とにかく効率よく!コンパクトに!です。
フェイスタオルは、幅も取らず、乾きやすい。荷物もかさばらないので最高なんです。

大人や子どもはこのフェイスタオルでOKですが、赤ちゃんをくるむには少し小さいです。
赤ちゃんには、ガーゼタイプのバスタオルがおすすめです。ガーゼタイプのバスタオルもフェイスタオルと同様、かさばらず乾きやすいので便利です。

入院生活快適ポーチ 片づくん

ベッド周りがなかなか片付かないという方は、こういったポーチに細かいものをまとめてみるとスッキリしますよ!
隙間時間にAmazonプライムをフルに活用
子供の入院中、唯一リラックスできたのがAmazonプライムの特典の、プライムビデオとプライムリーディング
(30日間無料体験実施していますよ!)
子供が寝ている隙を見て、動画を見たり電子書籍を読んだりしていました。

やっぱり自分の時間って必要だなと感じました。
ちょっと好きな動画を見るだけで、好きな書籍を見るだけで心がラクになる!!
親も、子供の病気の心配や、お世話で心が疲れてしまっているので、入院中のリラックスは必要です。
少しでもいいので、そういう時間を作って気分転換できたら、頑張れます。
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【子供の入院】付き添いのストレスは予想以上だった:まとめ
思ったより大変だった生後2か月の息子の付き添い入院。母乳にミルク作り、夜通し泣き止まない息子をあやすなど、あっという間に一日が過ぎました。
もちろん自分の時間などほとんどありません。
少しでも時間があれば体力温存のために一番大切なのは、やはり睡眠。そして、隙を見て自分の食事!
あとは、自分に合った便利グッズで入院生活をできるだけ快適に過ごしましょう。
