私の2人目出産レポ、無痛分娩のハズがまさかの激痛だった話をこのブログに記録します。
2人目は計画無痛分娩を選んだ私は、出産の痛みは通常よりも軽いものだと信じ切っていました。
ところがどっこい!いざ、出産が始まると

全然麻酔が効きませんでした/(^o^)\
しかし、結果的に2人目は分娩時間4時間となかなかの安産!
1人目は陣痛42時間の難産だったので、なんだかんだ2人目はあれよあれよという間にお産が進んでいったので良かったです。
今回は、そんな私の2人目出産エピソードをご紹介していきます。
私自身、出産前は色んな方の出産体験談を読み漁りました。なので、私の体験談がこれから出産する方のお役に立てれば嬉しいです。
参考
2人目の出産は計画無痛分娩を選びました。
私が計画無痛分娩を選んだ理由は以下の記事でお話しているので、気になる方は読んでみて下さい。
【2人目出産レポ】無痛分娩どころか激痛だったびっくり話
入院日2日前(39週1日)から子宮口が3cm開いていたので、陣痛が来ないかひやひやしながら無事入院日の朝を迎えました。
息子は保育園に預け、夫と一緒にいざ病院へ!
ここからの出産体験談は、分かりやすく時系列でお伝えしていきますね。
ちなみに私が出産した産院はLDR(陣痛・分娩・回復までを同じ部屋ですること)のお産です。
(AM10:00)抗生剤と促進剤の点滴開始
出産前の検査で、GBS(b群溶血性連鎖球菌)陽性反応という結果が出ていたので、出産中は抗生剤の点滴を打ち続けければなりませんでした。
出産中点滴で繋がれているので、基本的には寝たきりの状態。
自分の好きな態勢でいきみ逃しすることが出来ないので、これが本当に辛かったです。
抗生剤の点滴後、促進剤を入れていきます。
入れてしばらくすると、なんとなくお腹が張ってきたかなという感じはありましたが、すぐに陣痛に繋がることはありませんでした。
(AM11:00)無痛分娩の準備
無痛分娩の準備として、硬膜外カテーテルを腰に入れていきます。
いた!!とはなりましたが、まだ何とか我慢できるレベルの痛みでした。
無痛分娩の麻酔自体は、陣痛の痛みが強くなったときに入れていくということでした。
ここで、お昼ごはんを少し食べたり、陣痛が強くなるのを待ちますが、お腹の張りもだんだんと弱まっていきあれ?という感じ。
(PM1:00)破膜してもらう
促進剤を入れてもなかなか陣痛に繋がらないので、促進剤の量を追加し、破膜してもらうことに。
破膜とは?
人工的に膜を破り破水させることで、陣痛誘発・促進効果を促すこと。
破膜というのをこのときはじめて知った私。一体どういうふうにされるのか想像もつかなかったので、正直結構ビビりました。

ぱっと見たときに、先生がはさみのような器具を手に持っていたので、そのはさみを子宮に入れて破膜させるという感じだったようです。
感想は、まぁまぁ痛かった!内診グリグリと似たような痛みだったと記憶しています。
そして、破膜してすぐに陣痛がつきました。
(PM2:00)激痛!無痛分娩の麻酔が効かない
促進剤の量もどんどん足されていくので、陣痛の痛みがみるみるうちに強くなりました。
もう我慢できない!と無痛分娩の麻酔を入れてもらうことに。しかし

初産で難産だった際、最終段階で無痛分娩に切り替えましたが、そのときは嘘のように陣痛の痛みが消えていったんです。
今回も絶対そうなんだと期待していたぶん、麻酔を入れても強くなっていく陣痛にパニックになりました。


出産のときって、当事者の妊婦さんと病院側のスタッフさんの温度差ってハンパないんですよね。
それがちょっと腹立たしくなったり(出産って本当必死!痛みでイライラしやすくなりますw)
その後、無痛分娩の麻酔を追加していい時間になり、どうか痛くなくなりますように…と期待しながら追加してもらいました。
しかし、痛みは消えない。少しも。促進剤はどんどん入れられていったので、痛みだけがバンバン強くなります。

と聞こえてきたときには、痛みで吐きました。
せっかく持ってきたいきみ逃しのゴルフボールも、寝たきりなので有効活用できず…
痛みを逃がせず、もうどうしていいか分けが分からなくなり、揺れました。それも全身で!

最後らへんはもう限界!となったので、点滴をしながら少しベッドの背もたれをあげてもらい、気持ち楽になりました。
(PM3:00)義母の突撃訪問!立ち会い出産することに
吐いて、揺れて、うなって、痛みがもう限界だよ!っていうとき、何の連絡もなしに突如義母が現われました。
まさかのサプライズ登場!?
私が出産した産院は、良くも悪くもかなり寛容な病院なので、

と、私の許可もなく勝手に分娩室に通されてしまいました。
私は痛みでそれどころではなかったので、とにかく雑念は捨て、出産に集中するぞと自分を言い聞かせました。
(PM3:30)いきんでOKの指示が出た
義母が来てすぐ、子宮口が全開になりました。陣痛の痛みはMAXです!
ここでついに、いきんでOKの指示が出ました。
1人目の出産では、帝王切開の準備で下半身麻酔をかけてからの吸引分娩だったため、全力でいきむのは今回が初めて。

と言われても、コツがなかなかつかめない。
あっているのか分からないけど、とりあえず全力でいきむ!!
(このときの顔がどうやらかなりおもしろかったらしく、後々夫に笑われることになります…)
もっともっといきみたいのに、陣痛の波がひいていくので、次の陣痛に備えましょうと言われるのがなかなか辛かったです。

いきみ始めてからは、一刻も早く産んで終わらせたいということしか頭になかったです。
(PM3:50)赤ちゃんの頭が出た!
ここでついに赤ちゃんの頭が出ます。
しかし!赤ちゃんの頭が股に挟まったときの痛みはこの世のものとは思えないほどの痛みでした。

そこから何度かいきむと、急に


(PM4:00)無事出産!
なんとか数回いきむのを我慢してみると
ドゥルンッ!!!
いきんでないの勝手に赤ちゃんが出てくるなんて衝撃でした。(あの時、思いっきりいきんでいたら子宮内や会陰が傷つく可能性があったそうです)

ご対面した赤ちゃんはそれはもう可愛かったです。胸の上にも置いてもらって、感動で泣きました。
だけど、やっと終わった!すっきりした!!という
痛みから解放された爽快感?スッキリ感の印象がより強かったことを覚えていますw
胎盤などの処置
私の会陰は自然と数センチ裂けていたそうなので、ちょちょいと縫合。
あとは、胎盤などの処置がありました。
ここで驚いたのが、全く痛くなかったということ。
先生曰く、無痛分娩の麻酔は陣痛には効かなかったが、表面には効いていたらしいのです。
最後の処置が痛くなかっただけでも、無痛分娩にした価値があった
なんだかんだ、縫合や胎盤の処置に痛みが無くリラックスできたのは、私の中でかなり嬉しかったです。
2人目後陣痛が痛すぎる
出産後は、後陣痛に苦しめられました。
幸いにも、1人目は全く後陣痛が無かったので、今回はじめて経験!
普通に陣痛くらい痛い!
後陣痛ってこんなに痛いんだとびっくりしました。痛みも普通に陣痛と同じ。
しかも周期的に来るんですよね。
産後8時間は子宮復古優先のため鎮痛剤は禁止されていたので、この8時間は辛かったです。
夫の立ち会い出産は役立たず
1人目の出産では

と、陣痛中の私を残して自宅に帰ってスヤスヤ寝ていた夫。
今度こそ名誉挽回!ということで、2人目は立ち会うことにしました。
しかし、結局は思っていた立ち会い出産像とは違いました。
最初は手を握ったりしてくれましたが、こっちはとにかく熱いので

と伝えると、その後は汗もふいてくれないし、声もかけてくれない。
最後の出産の場面では、あまりに何もしない夫に

と、促されていたのはぼんやり覚えていますw
しかも、産まれたての赤ちゃんの写真をちっとも撮ってくれていなかったんです…
動画はまだしも、産まれたての我が子を残して欲しかったです。
こんな感じで我が家の場合、夫婦で一心同体がんばりました!みたいな、理想の立ち会い出産とはちょっと違っていましたね。
息子と赤ちゃんの初対面
計画通り、息子の保育園のお迎え時間に出産することができて本当に良かったです。
出産後は、夫に迎えに行ってもらい、はじめての兄妹ご対面!
どんな感じかな?とワクワクしていましたが

思ってた感動のご対面と違う…
私も出産後の疲労でぐったりしていたこともあって、いつもと違う雰囲気を察したんでしょう。
とにかくグズで手がつけられなかったので、すぐに夫と一緒に家に帰宅してもらいました。
このとき、今後の2人育児どうなる!?と不安にかられたのを覚えています。
無痛分娩が効かなかった理由
1人目の無痛分娩は効いたのに、2人目はどうして無痛が効かなかったのか、先生に聞いてみました。

1度刺したところは効きにくいこともあるので、もしかすると1人目の無痛分娩で刺した場所だったのかもしれないですね。
麻酔の効果には個人差があるので、今回は偶然効かなかったのかもしれません。
無痛分娩が激痛な場合もあるということを今回学びました。
周りにこの話をしてみると、無痛分娩の麻酔が効かなかったという知人が数人いて驚きました。
まとめ:無痛分娩が効かなかった私の2人目出産レポ
私が今回の出産でおもったこと。
促進剤って辛い!
個人的な感想ですが、促進剤を使うと陣痛の間隔が短い気がします。
陣痛が終わったらすぐ陣痛が来るといった感じ。
今回の出産は、陣痛と陣痛の間隔がかなり短かったので、

こればっかり言っていた気がします。
そして、無痛分娩に期待しすぎていた私は、陣痛への心構えほぼ無しの状態だったので、余計に辛く感じてしまったのかもしれません。
やはり出産は何が起こるか分からないんですよね。十人十色とはまさにこのこと。
これから出産される方も、きっと自分だけのドラマがあるはず。
出産は本当に大変ですが、人生で一番といっても過言ではない感動の瞬間です。