新生児の育児が辛いと感じた私の体験談と乗り越え方。
こんなんで私やっていけるのかな…?
可愛い我が子にやっと会えたハズなのに、なんだか不安でいっぱい。
その気持ちとーっても分かります!!
私も1人目を出産したとき、新生児のお世話に慣れず、あまりの大変さに涙した経験がありました。
でも大丈夫。産後、子育てに不安を抱えるのは、当然のこと。誰しも通る道なんです。
だって、産後の現実は・・・
- 産後の体の辛さ(ボッロボロです)
- 寝不足で意識朦朧
- 寝不足の中の慣れない赤ちゃんのお世話
- 出ない母乳に痛む乳首
- 泣き止んでくれない赤ちゃん
あの頃の自分に言いたいこと。それは、
産後すぐに完璧な母になれるわけない!
頑張りすぎなくていい。周りを頼って休め!
です。
新生児の育児が辛いと泣きそうになっている方は、私と同じように肩の力が入りすぎているのではありませんか?
産後の体って本当にしんどいです。体がしんどいとうまくやれないのは当然です。
生まれてきた小さな命の責任を全て1人で背負いこまず、しんどいと思うときはできるだけ周りを頼って、自分が休むことにも意識を向けてみて下さいね。
前置きが長くなってしまいましたが、この記事では、私が新生児の育児で辛いと感じたことや、今だからこそ言える乗り越え方などのお話をしたいと思います。
産後の子育てが不安になっている方に読んで頂ければ幸いです。
新生児の育児が辛い~産後のママの体編~
新生児の育児で私が辛いと感じたこと。産後の体で辛かったことをご紹介します。
あるある!分かる!と共感して頂ければ嬉しいです。
母乳は出ないし乳首は痛い
赤ちゃんを産んだ瞬間から母乳ってビュービュー出るもんなの?とか思ってましたが、産んだ瞬間から勢いよく母乳が出る!なんて都合のいいことがあるわけもなく・・・
何度も根気強く赤ちゃんに吸ってもらうことで、徐々に母乳が湧いてくるようになるんですよね。
けれど、まだまだちょっとしか出ない母乳をチューチュー頻繁に吸われ続け、しかも
- 新生児の吸う力(歯茎)って意外と強い
- 赤ちゃんとママの母乳の呼吸も全然合わず
- 授乳の抱き方や吸わせ方もイマイチ慣れない
こういったことから、どんどん乳首が激痛になっていきます。
そうすると、1日に何度もこなさなければならない授乳がとてつもないストレスになっていきます。
母乳が軌道に乗るまでは、混合育児をおすすめしている産院も多いかと思います。
私の産院も混合育児推奨でした。
にも関わらず、私は母乳を頑張りすぎてた部分があり、乳首も痛むし精神的にも辛くなったというのがありました。
ミルクに頼りすぎると、赤ちゃんがミルクしか受けつけなくなったり、母乳が軌道に乗らなくなったりということもあります。
ですが、母乳が辛すぎるならミルクを少し多目にして休むとか、そういったことは臨機応変にしても良かったなと今では感じています。
そして、私の場合痛みが出た乳首には、乳頭保護器を使用したり、授乳していないときにはランシノークリームを塗ってラップししっかりとケアするように心がけていました。
乳頭保護器は、嫌がる赤ちゃんもいます。
我が家の場合、1人目は乳頭保護器を使用した授乳もOKでしたが、2人目は完全拒否で使えませんでした。
ですが、試す価値はありです。何とか試行錯誤して、楽な授乳を心がけてみてくださいね。
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寝不足が続く
1人目を出産してすぐ、産後ハイ状態に陥っていた私は3日間ほとんど眠ることができませんでした。
慣れない赤ちゃんのお世話や授乳、泣きだすとすぐに対応しなければという焦り、自分の体のしんどさはさておき、母としてしっかりせねばという使命感でどんどん悪循環に陥っていきました。
今思えば、せっかく病院に入院しているのだから、助産師さんに赤ちゃんを預けて休めばよかったと後悔しています。
会陰の傷が痛む
出産の際に、会陰切開したり裂けたりはよくあること。
出産時は陣痛の痛みやアドレナリンで何とか耐えぬきますが、産後じわじわと辛くなってくるのがこの会陰の傷の厄介なところなんですよね。
しかも、赤ちゃんを抱っこしたり授乳したり、そんなこんなで余計にイタイーっ!!!
私の場合は、難産から会陰裂傷第3度・肛門括約筋断裂までなってしまい、普通に歩けないほど会陰の傷が痛みました。
そんなときに本当に助けられたのが、円座クッションです。
会陰の傷がひどい方・出産で痔が悪化してしまった方には、以下の円座クッションが本当に役立ちます。
沈み込まないので、傷部分への圧迫が軽減され、このクッションがあれば私自身何とか座ることができました。
出産で痔が悪化
妊娠中に痔になってしまうことはよくあることだと言われていて、恥ずかしながら私もそのうちの1人です。
そして、2人目出産時に強くいきみすぎたせいか、産後びっくりするほど大きないぼ痔ができました…
2人目の新生児の育児の中で、これが一番辛かったといっても過言ではありません。
終始お尻が痛くて、赤ちゃんのお世話どころではないと思ってしまうほどでした。
お尻の問題は本当に恥ずかしいです。でも、早く治したほうが自分と赤ちゃんのためでもあります。
私は出産した病院で、お尻も一緒に診てもらい、
と、図々しくもたっぷりお薬をもらってから退院しました。
そのおかげもあって、産後1週間くらいは本当に激痛でしたが、
毎日もらったお薬を使用し、円座クッションでお尻に負担をかけないように心がけていると、徐々に小さくなり痛みもひいていきました。
新生児の育児が辛い~お世話編~
新生児の育児で私が辛いと感じたこと。赤ちゃんのお世話で大変だったことを紹介します。
赤ちゃんのおむつ替えが大変
新生児のお世話の中で、一番テンパったのがおむつ替えかもしれません。
1人目は男の子だったので、うんちを替えているときに突然噴水。服やベッドがびちゃびちゃなんてこともあり、とにかく焦ることが多かったです。
2人目は女の子だったのですが、とにかくうんちの回数が多すぎる子だったんです。
1日に20~30回毎日うんちをし、おむつを交換した瞬間に『ぷりっ!』と聞こえてきたり、終わりなきおむつ替えが本当に辛かったのを覚えています。
夜中も止まらないうんちで、夫婦共に寝不足の1か月が続き、あの頃は一番しんどかったよねと今でも夫とよく話します。
ただ、うんちの回数が多い子は、おむつかぶれもひどいんです。
お尻の皮がめくれ、おむつ交換のたびに泣くので可哀想で仕方がなかったです。
もし、現在おむつかぶれで悩む方がいたら、是非以下の記事を読んでみて下さい。
関連赤ちゃんのおしりシャワー我が家はコレで代用しました【おむつかぶれ対策】
ゲップが出ない
授乳後にゲップがなかなか出ないのも、なかなかのストレスでした。
助産師さんに『ゲップがなかなか出ないんです』と泣きつくと、
しばらく抱っこして様子を見てあげたり、吐き戻しても喉に詰まらないように、寝かせるときは背中にタオルなどを入れて横向きになるようにしてあげてね。
と、アドバイスして頂きました。
でも、産まれたばかりの赤ちゃんの生命力はどうも弱々しく感じて、ゲップが出ないときはとにかく心配でした。
もし、そんな私のように心配性のママがいたら、吐き戻し防止枕を使用してみると安心できるかもしれません。
ママが安心して休むためにも、是非試してみて下さい。
関連長く使える便利な吐き戻し防止枕に出会ったのでレビューする
昼夜逆転生活の始まり
新生児の赤ちゃんは、昼夜逆転になりがちだと言われています。
我が家の赤ちゃんも昼夜逆転で、しかも電気を消すと泣く赤ちゃんだったんです。
なので、夜中もどこか灯りはつけるようにしていて、その生活と環境に慣れず私自身とっても疲れてしまった記憶があります。
昼夜逆転の場合、授乳の問題もあると思うのでママが夜中につきっきりにならざるを得ないこともあると思います。
その場合は、お昼は夫や家族に赤ちゃんを見てもらい、ママが休む時間もしっかり確保していきましょう。
食事やお風呂のタイミングが取れない
自分の基本的な生活(食事・トイレ・お風呂)などの時間をいつ取るかというのがものすごく難しかったように感じました。
というのも、赤ちゃんってすっごいタイミングが悪いんです。
ご飯を食べようとしたら泣くし、お風呂やトイレい行こうとしたら泣く!
そんなときは、一刻も早く赤ちゃんの元に!という感じで、自分のことは後回しでした。
これは今だから言えることなのですが、赤ちゃんが泣くのは普通のことだし、死ぬわけでもない。
別にそこまで焦らなくても良かったのになと。
もちろん、泣いている赤ちゃんに何かあってはいけないので、できるだけすぐに駆けつけてあげて欲しいとは思います。
ですが、赤ちゃんの様子を見つつもう少しだけ自分のご飯を食べるだとか、ちょっと待ってね~と言いながらお風呂上がりのスキンケアするだとか、ちょっとした自分の余裕を持つことは大切だと感じました。
赤ちゃんが泣き止まない
赤ちゃんがなかなか泣き止まないというのが、新生児の育児の辛いところ。
でも、新生児の赤ちゃんって泣くことが仕事なんですよね。
と、焦ってしまうとママも追い詰められてしまいます。
先程お話したように、たまにママが休むためにミルクを多目にあげてみることも一つの方法です。
さらに、赤ちゃんをおくるみでクルっと包んであげることで、赤ちゃんを安心させ泣き止ませる方法もありますよ。
この方法は助産師さんに教えてもらい、半信半疑でやってみると、本当に赤ちゃんが泣き止み衝撃を受けました。
赤ちゃんがなかなか泣き止まず、悩んでいる方に是非試して欲しい方法です。
基本的におくるみは何でもOKですが、赤ちゃんを包み込みやすい形状になっている以下のようなおくるみもありますよ。
新生児の育児いつまで大変?
新生児の育児がいつまで大変だったかというのには、個人差が大きいかもしれません。
ですが、大体の目安としては、赤ちゃんに反応が出てくる以下の頃
- 追視ができるようになる生後2ヶ月頃
- 首が座りはじめる生後3か月頃
- 寝返りができるようになる生後4か月頃
こういった赤ちゃんの成長を区切りに楽になっていったように思います。(これくらいの時期にママも子育てに慣れ、心に余裕が生まれたということもあるかもしれませんね!)
新生児 育児が辛い!大変!疲れた!と言葉にしてもいい
今となっては、新生児の育児もっと楽しめれば良かったなと思いますが、当事者は産後の体もしんどいので中々そうは言われても楽しめません。
ただ、自分1人で抱えるんじゃなくて、
と、しんどい気持ちを周りに吐き出して、夫なり家族なり自分以外の人と赤ちゃんを育ててみて下さい。
そのことによって、ママも休むことができますし、心に余裕が生まれ子育てを少しは楽しむことができるかもしれません。
あと、最後に一つ言いたいこと。それは、
です。
あとから冷静になって考えると、新生児期ってめちゃめちゃ貴重な時期なんですよね。
写真や動画で振り返るともう可愛くて仕方ない。
でも、当時の私はしんどさで頭が回っていなかったのか、子供たちの新生児期の思い出が全然ないんです…
最近アルバムを整理していて、本当にショックでした。
なので、しんどくても思い出だけはたっぷり残しておいてくださいね!!以上!!
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!
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