経産婦である私が計画無痛分娩を選んだ理由をこのブログに書き残しておきます。
私は現在2人の子供を育てる母親です。
そんな私の1人目の出産は無痛分娩、2人目は計画無痛分娩を選びました。
計画無痛分娩が自分の思っていた通りだったかと聞かれると、
う~ん…
というのが正直な感想です。というのも、無痛分娩の麻酔がほとんど効かなかったからです。
ですが、もし3人目の出産があるとするならば、再び計画無痛分娩を選ぶと思います。
この記事では、経産婦である私がなぜ計画無痛分娩を選んだのか、その理由と共に計画無痛分娩の感想などをお伝えしていきます。
参考
この記事は、計画無痛分娩をおすすめする記事ではありません。
計画無痛分娩を経験したことがある1人の体験談として読んで頂けると幸いです。
この記事はこんな方におすすめ
- 計画無痛分娩を選んだ人の理由が知りたい
- 計画無痛分娩を視野に入れている
- 計画無痛分娩がどんなものなのかざっくりと知りたい
計画無痛分娩をしたときの、出産レポートはこちら▼
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参考【2人目出産レポ】無痛分娩のハズがまさかの激痛だったびっくり話
続きを見る
経産婦の私が計画無痛分娩にした理由
経産婦の私が計画無痛分娩を選んだ理由をお話したいと思います。
正直、ギリギリまで計画無痛分娩にするのかどうかめちゃくちゃ悩みました。
特に私の中で計画分娩に抵抗があったんです。それはなぜかというと、出産する日を自分の都合で決めてしまうことになるからです。

そう思ってたんですよね。
ですが、そうするには他のリスクが大きかったんです。
たくさん悩みましたが、夫婦で何度も何度も話し合い、
だという結論に至りました。バタバタせず安心した状態で出産に臨むことができたのは、家族にとっても良かったと思っています。
ということで、ここからは私が計画無痛分娩を選んだ理由を詳しく順番にお話しさせて頂きますね!
- 1人目の出産が難産だった
- GBS(b群溶連菌)陽性だった
- 自宅から産院の距離が遠かった
- 頼れる人がいなかった(上の子問題)
- 産後の体の負担を軽減したかった
1人目の出産が難産だった
難産武勇伝みたいになるのは嫌なのですが、私の初産は割とやばめな難産でした。
関連【初産エピソード】まさかの陣痛42時間で新生児仮死にまでなった超絶難産記録
とにかく陣痛が長かったので、最後は私の体力のことも考えて急きょ無痛分娩になりました。

ですが、それまでの2日間に渡る陣痛がもう地獄の思い出で・・・
そのときの痛みがどうしても忘れられず、2人目も無痛分娩がいいなと思っていました。
GBS(b群溶連菌)陽性だった
妊娠中に受けた検査でGBS(b群溶連菌)が陽性という検査結果が出てしまいました。
関連【体験談】妊娠中にGBS(b群溶血性連鎖球菌)陽性反応と診断されたら|赤ちゃんへの影響は?
GBS陽性でも、出産中に抗生剤の点滴を受ければ普通分娩も可能ですし、赤ちゃんが感染するリスクも少ないと言われています。
しかし、以下のようなリスクがあることも先生から教えてもらいました。
- 先に破水してしまった場合、赤ちゃんへの感染リスクが上がる
- 先に破水してしまった場合、すぐに抗生剤の点滴が必要
私の場合、自宅から産院まで距離があったので、もしものことを考え尚且つ自分の不安を無くすという意味でも、計画分娩にしようというふうに決めました。

自宅から産院の距離が遠かった
私が通っていた産院は、自宅から車で30~40分かかる距離にあり、少し遠かったんです。
というのも、引越しする前にかかっていた産院なんです。
そんな遠い産院になぜ…?と思いますよね。それにはちゃんと理由があって、
1人目の出産や、出産までに色々あった経験(珍しい症例での異常妊娠や流産、流産手術中の麻酔が合わなくて痙攣発作を起こしたり)全てこの産院の先生に診てもらっていたということもあり、絶大な信頼を置いていたんです。

ということで、引越し後も車で30~40分かけて通っていました。
頼れる人がいなかった(上の子問題)
実家・義実家どちらにも2歳の上の子を見てもらえる環境になく、出産中も夫以外頼れないという状況でした。
そんな夫も仕事が忙しく、毎日帰宅するのは23時前後。
もし夫がいないときに破水や陣痛が来たら…?
陣痛に耐えながら、私1人でイヤイヤ期の2歳の息子を連れていけるのか?
と、色々不安になりました。
GBSの問題も抱えていましたし、だったら計画分娩にして、息子が保育園に行っている間に出産してしまうのが一番家族にとって最善の選択だと考えました。

産後の体の負担を軽減したかった
先程説明した通り、私は頼れる人がおらず毎日ワンオペ育児です。
もちろん里帰り出産という選択肢もないので、産後すぐから自分で家事や育児をこなさなければなりませんでした。
なので、とにかく出産での体のダメージを最小限に抑えたかったんです。(2人目は2日がかりの出産で産後もボロボロだったので)
計画分娩にすれば促進剤を使うので、経産婦の私の場合は

というふうに、先生から聞いていました。
それに加え、無痛分娩で痛みによる疲労を軽減させることで、産後の負担を減らそうと考えました。
こういった理由により、私は計画無痛分娩することに決めたんです(*^_^*)

計画無痛分娩はいつ(何週目に)決まる?
計画無痛分娩を決行する日にちはいつ何週目に決まるのかというと、それは妊婦さんの子宮口の開き具合で決まるみたいです。

私の場合、予定日2週間前になってもなかなか子宮口が硬くちっとも開かなかったので、なかなか出産日を決めることができませんでした。

先生もこうおっしゃっていました。
私の場合、予定日8日前(妊娠39週)の健診で子宮口が3cm開き、もういつ産んでも大丈夫と先生からGOサインを頂いたので、その場で2日後に入院して出産ということが決まりました。

計画無痛分娩の費用
計画分娩や無痛分娩の費用は病院によってもさまざまです。
私が計画無痛分娩にかかった費用を先にお伝えすると…
無痛分娩 | +3万円 |
計画分娩 | +2万円 |
計画無痛分娩合計 | +5万円 |
私が出産した個人の産院は、費用が安いということで有名な産院なんです。
かかった費用を周りに言うと、安すぎて大丈夫なの!?と心配されることも多いですが大丈夫。
(人気がある病院ですし、私も信頼しているので自分の中で不安はありません)
有難いことに、計画無痛分娩をしながらも、出産育児一時金の中で全て納まってしまいました。

まとめ:計画無痛分娩は失敗だった?
無痛分娩がほとんど効かず思っていた通りにいかないこともありましたが、失敗だったと思うことはありませんでした。
むしろ最善の選択だったと自信をもって言えます!
- 出産までにバタバタ慌てることがなかった
- 息子が保育園に行ってる間に無事出産することができた
- 産後の体のダメージが少なかった
- GBSが赤ちゃんに感染するリスクを軽減できた
誰にも頼れない子育てをしている私にとって、上記のメリットは本当に大きかったです。
産後3日で退院し4日目から家事をこなしていましたが、1人目と比べものにならないくらい体が楽だったので、スムーズに産後の生活を送ることができました。
3人目をもし授かることができたら、再び計画無痛分娩を選ぶと思います(*^_^*)